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【Lil Fovnt #36】雑誌という名のカルチャー。POPEYE 50周年に寄せて

久々に、紙の雑誌を購入した。

普段はすっかりデジタルで情報を追うようになってしまったが、今回ばかりは「これは買っといた方がいいな」と思い書店に向かった。

前はよく雑誌を買っていた。というより買いまくっていた。
部屋は雑誌だらけになっていたくらいだ。

最近では、雑誌を買うことはめっきり減った。そんな中これは買うべきだと思わされた。
それが、雑誌『POPEYE(ポパイ)』の創刊50周年記念号だ。

まず、冷静に考えてみてほしい。
一つのカルチャー誌が、50年もの間、休むことなく時代をサバイブし続けてきたのだ。これはもう、とんでもない偉業である。

POPEYEは単に流行を追いかけてきたわけではない。
アメリカの空気を日本に持ち込み、「シティボーイ」という確固たる価値観をゼロから作り上げ、日本のユースカルチャーやライフスタイルの絶対的な基準を牽引してきた存在だ。

つまり、この雑誌をめくること、この雑誌が存在し続けていること自体が、もはやひとつの大きな「カルチャー」なのだ。

さまざまな雑誌が廃刊になっていく中、50年間もカルチャー誌として続けてきた、このPOPEYEという雑誌。
そこには独自に作り上げてきた魅力が詰まっている。

そんな50年で作り上げたきた魅力が自分を久々に書店に足を向かわせたのだろう。

ページをめくるたびに、その50年の重みと、今なお現在進行形で時代を切り取ろうとする熱量がダイレクトに伝わってくる。

ブランドを作り、自分たちの空気感(Ambiance)を作ろうと日々もがいている人間にとって、これほど刺激になる教科書はない。

その内容はここでは何も語らない。その目でこのPOPEYEという雑誌が作り上げてきたカルチャーを確認してほしい。

今後もこのPOPEYEというカルチャーを続けていって下さい。
そう切に願う。

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