【Lil Fovnt #19】白紙だからこそ見えるもの−序章−
今回は、少しいつもと違う。
あれから、一週間と少しが立った。
自分には、結構な出来事だった。
意外とこういうものに対処が下手なタイプだ。
この出来事を聞いて、うまく自分がコントロールできなかった。
では、今回、なぜこの出来事をわざわざ書き残しておこうと思ったのか。
それは、自分なりに、かなりの時間と熱量を注いだプロジェクトが、結果的に完全に白紙になってしまったからだ。
相手側に迷惑をかけるつもりはないのでブランド名は伏せるが、この「頓挫」の過程で感じたリアルなイラつきや悔しさ、そこから得た経験は、綺麗事抜きでそのまま残しておく意味があると思っている。
事の本当の始まりは、以前から「いつか一緒に何かできないか」と話していた後輩が振ってくれた「レザーを使ったパーツ制作」の仕事だった。
受けた時は、そうでもなかったのだが、進むにつれ、結構なスケジュールでの仕事内容に変わっていった。
実際、かなりのスケジュールになる。
時期が時期だったこともあるが、周りの方々にも相談して、受けて少々価格を上げさせてもらった。
ここからダメだったのか?それはいつわかるのだろうか?
そのパーツの仕事を進める中で、相手側とはオンラインでミーティングを重ねていた。もちろん、その話もしながら。
やり取りをしているうちに、「自分たちが作る首輪なら、向こうのプロダクトにも使えるんじゃないか」と考え、こちらから提案する形で話が転がっていった。
相手は、ペット産業に参入しようとしていたところだ。
作っていたパーツも、そのプロダクトに使うものだ。
自分たちのブランドとしても、ペット産業という全くの未知のフィールドはすごく面白そうに感じた。
最初は、彼らが控えていたイベントに向けた首輪の試作依頼。
向こうの判断として「イベント用に首輪があった方がいい」ということで、うちで形にすることになった。
一応、向こうのプロダクトの合わせた(この時点では、どんなものを作るかは、ほとんど話はできていなかったが…)、自分たちにできるいいものを提出したと思う。
そして実際にそのイベントへ足を運び、そこで初めてオンライン越しではない、リアルな対面を果たした。
こういったイベントは、初めてだったので、雰囲気などそういったものも実際に見れて、行けて良かったイベントだった。
実際、イベント自体は、大盛況だったのではないかと思う。
かなりの人が来ていただいており、様々な場所で盛り上がりを見せていた。
想像はしていたが、実際に目に出来て、自分の考えも色々と浮かんできた。
ここまでは、新しい何かが始まるワクワクする風景だったと思う。
本当に色々なことが動き出し、そして結果的に白紙へ向かっていくのは、その後の話だ。
白紙なったものから何が見えたのか?それを少し綴っていこうと思う。
それは、また次回。
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