研究室から始まる冒険 ー産業界でも自分らしく輝く方法、教えます!ー
こんにちは!
【採用担当5年 x 研究職11年 x大学院生キャリア支援2年】の、 いたくらです
この度、遺伝学会の「若手の会」において、上記のテーマでキャリアセミナーを行ってきました!
理系大学院生向け(主に博士)の内容となります。概要は以下になりますので、ぜひお読みください♪
1.博士の●割が企業に就職
一体、どれくらいの博士が企業就職しているのでしょう?
実は、約34%が民間企業・公的機関となっています。
イメージとしては、博士の3人に1人がこの道に進みます。
まあまあいますね。
このうち、研究開発職は6割程度で、それ以外は他の職種になっています。最近だと、コンサルやデータサイエンスを活かした職種への就職が増えている印象ですね。
ちなみに修士・博士において、民間企業 vs アカデミア の就職数を比較したものは以下の表になります。

2.アカデミア研究職と民間企業研究職、何が違う?
比較するとこのようになります。

一般論ではこうなりますが、個々のアカデミア、個々の企業で大きく違います。
私自身が聞いたところでは
「アカポスなったけど、雑用に追われて実験できない」
「企業だけど想像以上に博士を活かして自由に研究できてる」
という声も聴いています。
これらの情報は書面の募集要項だけでは見えてきません。ぜひ就活しながら自分で体感していくことが大事だと考えます。
ということで体感するにはまずは就活時期が早い民間企業就職を見ていくことをおススメします。
私としては、「10%くらいで企業就職の可能性があるなら、まずは見るべき」と考えています。
ですので、次からは民間企業就職に対するキャリア戦略に特化して、企業採用担当の目線を中心に話していきましょう。
3.企業が博士学生に求める「3つの要素」
博士採用を多数行ってきた経験から、この3つが重要と思います。

専門性
もし企業が即戦力を求めているなら、修士より博士で専門性がマッチした方を採用するでしょう。ここは大きな差別化ポイントです。
一方で、専門性が異なる企業を受験することもあると思います。
実は、大学で身に着けた専門性をそのまま企業で活かすことは決して多くありません。
そこで重要なのは、「専門性を身に着けた経験」です。
一つの分野・研究を極めてきた経験は、企業に入った後、新しいことにチャレンジした時の「のびしろ」になるため、高評価になると思います。
戦略的な思考
同じ分野を研究している研究室との論文の競争、ありますよね。
この際に考える、研究の進め方、着眼点、アプローチ、は企業でも同じで、新製品を他社と競争して開発する際などには、大いに役立ちます。
自律的な行動
博士を求める企業は、博士にある程度の裁量を任せる企業が多いです(そうでなければそもそも修士を採用する)。
そのような企業では、自由度高い環境があるので、自律できる博士が求められます。特に博士は受け身ではダメ、ということですね。
4.博士と修士、就活の違いを知ろう!
そして修士の就活との違いはこちら。
博士の就活は「ゲリラ戦」です!

修士ではある程度、採用時期・採用パターンが決まっている所謂「スクリーニング型」です。
なので、準備・心構えがやりやすいです。また友達の助けも得やすいですね。
しかし博士は、いたるところで突然就活が行われている「ゲリラ戦」の印象です。
例えば、学会、ツテ、セミナー、スカウト、マッチングイベントなど、多岐な機会で内定を得た学生がいます。
また採用のタイミングも、業界ごとの時期はあるが、非常にフレキシブル。
そのため、
どうすればいいというマニュアルがない。
そこで皆さんに知っておいてほしいのが、情報収集の重要性。
気づかないうちに選考が始まり、いつの間にか終わっているということがザラにあります。
私としては、以下の記事を参考に情報収集をすると効率的と考えていますので、ぜひ参考にしてください。
今回は、「研究室から始まる冒険 ー産業界でも自分らしく輝く方法、教えます!ー」という記事を執筆しました。
皆さんの研究室生活・就活のお役にたてば幸いです♪
おまけ
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