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【温泉探訪記#5】知床といえばココ!家族みんなで大満喫「知床第一ホテル」(北海道 斜里町)

北の大地の果て・知床。
それは広い北海道でも屈指の大自然を擁する、言わずと知れた世界遺産である。

グルメやアクティビティも充実しており、特にオホーツク管内斜里町しゃりちょうのウトロ地区は、道東観光の最大手と呼んでも過言ではないだろう。今回はその中の代表的存在たる「知床第一ホテル」の温泉を紹介したい。

豊かな環境の恵みと老若男女が楽しめる充実の施設は、旅の思い出を彩ってくれること間違いなし。
この度はスケジュールの都合により日帰り入浴のみの利用となったものの、それでも十分すぎるほどの満足感が味わえる、最高の非日常の空間が広がっていた。


外観〜ロビー

訪問日時:2025年5月17日(土)15時20分

斜里市街からほとんど民家もない海岸線を走ることおよそ30分、集落全体が世界遺産の区域であるウトロに着くと国道沿いから高台にかけていくつもの宿泊地が点在するが、当ホテルはその中でも上の方に堂々と鎮座している。
さすが人気も知名度もトップクラス、時間帯も手伝って入口はチェックインの客で賑わっていた。

知床第一ホテルの外観写真
来た時は混んでいたので帰り際に撮影。
バスツアーの団体客も多い印象があった

外観も内装も共通して深緑色が多くあしらわれており、自然との調和と高級感を一挙に味わえるエントランスは、早くも「知床に来た」という体験をより一層特別なものにしてくれることを予感させる。
日帰り料金は大人1,250円(タオル別)。

(なおこの時は特に下調べをせずに行ったのだが、日帰り入浴のみの利用は15:00〜17:00の間に限られるので要注意!)

知床第一ホテルのエントランスの写真
ロビーに並ぶ椅子もオシャレで、
さながら宮殿のような居心地
知床第一ホテルのロビーの写真
上の写真から振り返ると本がずらり。
旅先で読書なんてのも乙なものだ

くつろぎの場はここだけではなく、受付から少し進んでいった先にも非常に広い空間がある。窓の外にはオホーツク海が見渡せる落ち着いた場所でありながら、ぬいぐるみやミニ四駆コーナーもあり子どもも楽しめるようになっているのが嬉しい。

知床第一ホテルのロビー奥の写真
家族の時間を楽しむのにぴったりのラウンジ。
そういえば、私もかつて祖父母を含めた親戚一同の集まりでここを訪れたことがあった
知床第一ホテルに置かれたミニ四駆体験コーナーの写真
ホテルにミニ四駆というのも何だか不思議だが、
これを見ると小学生の頃を思い出すなあ

さらに左手には喫茶店も。今夜はここで地元のアーティストのイベントを控えていて、楽器と客席が準備されていた。
単なる観光拠点に留まらず、幅広い側面から滞在のひとときを充実されてくれる懐の広さが素晴らしい。

知床第一ホテルからの眺望の写真
近くの勝手口のような所から外に出ることもできる。
天気は微妙なものの、良い眺め

分析書&入浴

さて、それではまだ開店前の売店とバイキング会場を横目に廊下を進み、お目当ての大浴場へ向かおう。入口の前に階段がある通り男女で階層が分かれているのが特徴で、男湯は1階、女湯は2階となっている。

知床第一ホテルの脱衣所前の休憩スペースの写真
すぐそばには休憩スペースも完備。
湯上がりの待ち合わせはここで決まり
(写り込んでいるのは両親です)

そして恒例の温泉分析書だが、ここの泉質はナトリウム―塩化物・炭酸水素塩温泉(等張性中性高温泉)。いかにも海の近くらしく塩分で肌をコーティングしてくれる塩化物泉に、炭酸水素塩泉の古い角質などを落とす作用が合わさり、ひとたび浸かるだけでクレンジングと保湿・保温が両立できる「美人の湯」である。

美肌に効果があるとされるメタけい酸やメタほう酸もまずまずの数値で、成分全体の濃度も薄すぎず濃すぎないため、誰でも気兼ねなく入れながらも恩恵はしっかりと期待できる点が魅力と言えよう。

そんな浴室の中は非常に広く、浴槽のバリエーションも色々。大きな窓からはウトロの街とオホーツク海が見渡せ、実に開放的だ。
さらにこの大浴場のこだわりポイントとして挙げたいのが、壁や床にふんだんに使われているミャンマー産の天然翡翠ひすい。当ホテルのイメージカラーとも言える緑色はここでも活かされていて、抜群のロケーションも相まって入浴のリラックス効果をより高めてくれる。

温泉・日帰り温泉 | 北海道 世界遺産 知床第一ホテル【公式】より引用

基本の主浴槽は露天風呂の入口を挟んで2つに分かれており(恐らくどちらも設備としては同じものだと思う)、ほどよい熱さと炭酸水素イオンによるすべすべした肌触りが気持ち良い。
他には定番のジャグジーや寝湯に加え、最近あまり見かけない電気風呂まで。また子ども用にぬるめに調整された温泉成分を含まないお風呂もあり、やはりというべきか幅広いニーズに対応している。

続いて入った露天風呂は、内湯と違って茶褐色のように見える。源泉に含まれる鉄イオンは微量だが、外気に盛んに触れるから酸化が進み色が目立っているのだろうか。
外にいると海の近くの高所というだけあって風が強く吹きつけ、絶景と共に大自然の厳しさも垣間見ることができて面白い。ちなみに、氷点下になる冬場であれば一瞬にして髪が凍る体験も容易にできるので、機会があればお試しあれ!

知床第一ホテルの男性大浴場の露天風呂の写真
温泉・日帰り温泉 | 北海道 世界遺産 知床第一ホテル【公式】より引用

なおサウナの設備もバッチリで友人・知人の間でもかなりの好評を博しているのだが、いかんせん私はどうにもサウナが苦手なので、本noteでは取り上げない方針でやらせてもらっている。
サウナ好きの方には申し訳ないが、気になる方はぜひその肌で確かめてみてほしい。


湯上がりのひととき

ふぅ〜、満足!
この時は時間帯ゆえか温泉に入っている人はそこまで多くなく、浴槽巡りも存分に楽しむことができた。

脱衣所内に水飲み場があるほか、前述の休憩スペースには充実の自販機コーナーもあり、入浴前後の水分補給に困ることはない。

知床第一ホテルの自販機コーナーの写真
飲み物だけでなく、
冷凍食品とレンジの用意もある

時刻は16時半を回り売店が開いたので行ってみると、そこは思った以上に大きなお店で、見ているだけでも道東を隅から隅まで旅している気分になる。
しかし地場産品やお土産などは分かるが、なぜ水着まで⋯?と思ったら、なんと地下にはプールもあり、そのためのレンタル品もここで取り扱っているとのことだ。不覚にも今までその存在には気付いていなかったものの、これは子ども達には最高だろう。

そして最後は、先ほども触れたラウンジでまったり。天気が良ければ海に沈みゆく夕日も拝めたのだろうが、そればかりは仕方ない。
それでも温泉で汗を流した後にこうしてくつろぐのはやはり格別であり、上質な空間が家族と共に過ごす幸せをさらに深く感じさせてくれる。この時間がいつまでも続けばいいのに、なんて思いつつ、みんなすっかりご機嫌になってホテルを後にするのだった。

知床第一ホテルのバイキング会場の入口の写真
できれば名物バイキング「マルスコイ」で夕食も
食べていきたいところだったが、
さすがの人気で空いていなかったのであえなく断念⋯

まとめ

このように隅から隅まで充実したおもてなしの場は、子どもからお年寄りまで誰もが思い出に残る時間を提供してくれる。やはりウトロ観光の金字塔というだけあって、そのこだわりには一切の隙が見られない。

ここに来れば、知床という特別な場所の滞在がさらにグレードアップすることを約束できると言っても過言ではないだろう。それだけ多くの方におすすめできる、是非ともまた訪れたい温泉であった。


今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
北海道を拠点に旅や温泉の記録などを書いておりますので、よろしければこちらもご覧いただけると幸いです。

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