今の日本、生活費はいくら?|暮らしとお金|天音【第4回】
買い物をして、「前より高くなったな」と感じることがあります。いつもの食品を買っただけなのに、思っていたよりお金がかかる。電気代の明細を見て、少し気になる。そんな小さなことから、お金の不安は始まるのかもしれません。
だから今回は、今の日本では生活にどのくらいのお金が使われているのか、最新の統計を見てみました🌸
今の日本の生活費
総務省統計局では、「家計調査」という調査を続けています。現在、単身世帯について確認できる最新の四半期結果は、2026年4~6月期平均です。
・総務省統計局「家計調査 2026年(令和8年)4~6月期平均」
ここで調べられているのは、食料、住居、光熱・水道、交通・通信、保健医療、教養娯楽など。普段の生活で使う、いろいろなお金が含まれています。
ただ、平均の数字を見るときに、少し覚えておきたいことがあります。
平均は、生活費の正解ではありません。
東京で賃貸住宅に暮らす人と、地方の持ち家で暮らす人では、住居にかかるお金が違います。車が必要な地域もあります。冷暖房を長く使う人もいます。食べる量だって同じではありません。同じ一人暮らしでも、暮らし方はかなり違うんですよね。
いくらなら使いすぎ?
平均より生活費が多いと、「使いすぎかな」と気になるかもしれません。でも、数字だけでは判断できません。
家賃が高ければ生活費は増えます。仕事で移動が多ければ、交通費も必要になります。逆に平均より少なくても、無理をしているなら安心とは言えないと思います。
食事を減らす。暑いのに冷房を我慢する。必要なものまで買わない。数字は小さくなっても、心や体がつらくなってしまったら、少し違う気がします。
私なら、ここから見てみます
節約する前に、「何に使っているんだろう」と一度だけ見てみます。
使っていないサービスが残っていた。
通信プランが今の生活に合っていなかった。
似たものを何度も買っていた。
そんなところが見つかったら、そこから少し整えてみる。食事や冷暖房を最初に削らなくてもいいと思うんです🍀
疲れた日にお弁当を買うこともあります。その数百円で料理や片づけを休めるなら、体力を守るためのお金にもなります。
お金には、そんな使い方もあります。
今日できること
細かな家計簿を作らなくても大丈夫です。スマートフォンや通帳を見て、「これは必要だった」「これはなくても困らないかも」と考えてみる。それだけでも、自分のお金の使い方が少し見えてきます。
AIに大まかな支出を整理してもらう方法もあります。ただ、口座番号やカード番号など、大切な情報まで渡す必要はありません。
AIは整理を手伝う役。どう暮らしたいかを決めるのは、人のほうです。
天音より🌷
生活費の記事を書いていると、「平均はいくら」という数字に目が向きます。もちろん、知っておくと参考になります。
でも、本当に大切なのは、その数字の中で人がどう暮らしているのかだと思っています。
ごはんを食べる。安心して眠る。暑い日は冷房を使う。好きなものを一つ買って、少しうれしくなる。暮らしには、お金を使う場面があります。
だから私は、生活費をただ小さくするより、自分にとって大切なものに使える形を探すことのほうが気になります。
毎月きれいに整わなくても大丈夫。今の自分に合う暮らし方を、少しずつ見つけていけたらいいですね。
天音
参考情報
総務省統計局「家計調査」
https://www.stat.go.jp/data/kakei/
