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なぜSAABに乗るの?(4)〜そのドライビングフィール

最近、タイヤを交換しました。17年前の車ということと、ターボ車ということを踏まえて、エンジンオイルは5千キロごとに交換、タイヤはエンジン性能に見合ったものを選ぶようにしています。

タイヤ交換時にアライアメント調整もお願いしました。タイヤの性能が上がっていることもあり、走行性能が格段に上がり、コーナリングの安定性が非常に良くなりました。そして、SAABの走りの特徴としてよく言われる滑空しているようなドライビングフィールが増しました。

真っ直ぐ伸びた坂を登る時、途中でアクセルをさらに踏み込むと、一瞬のタイムラグの後、ターボの回転数が上がり、伸びやかに加速していきます。そのまま滑走路を飛び立って行けるかのような感覚です。アクセルを踏み込んだときの一瞬の絶妙なタイムラグにより、ターボの効きがスピードとともに余計に心地よく身体に伝わってくる感じがします。走っている馬に🐎ピシッと鞭を入れると、さらに加速するような、まさに人馬一体の感覚。

すごく速い車ではないけれど、いざというときにはそこそこスポーツカー並みの走りができるし、ゆったり走っても癒される。普通に走る中で人間の五感を刺激する車なのです。

SAABに乗らないとわからない、この心地良い感覚(ドライビングフィール)は次の車に乗り換えたいという気持ちを奪います。別の車に乗り換えたとしても、また戻ってくる人が多いのもこの独特のドライビングフィールがひとつの理由だと思います。

ちなみに、SAABのターボにはt(スモールティー)とT(ラージティー)があり、前者はライトプレッシャーターボ、後者はハイプレッシャーターボです。

最初に乗った9-3スポーツセダンは、排気量2,000ccのライトプレッシャーターボ(150馬力)で、今乗っている9-3スポーツエステートは2,000ccのハイプレッシャーターボ(209馬力)です。

前車から今の車に乗り換えたとき意外だったのが、SAABのハイプレッシャーターボがマイルドだったことです。しかも、いややはり、と言った方がよいのかもしれませんが、低速からターボが効き始めます。

敢えて言うなら、必要十分なパワーをもたらしてくれたライトプレッシャーターボはスマートな効きだったのに対して、ハイプレッシャーターボはより力強いパワーと迫力ある音に特徴があります。

ではライトプレッシャーターボは、比較して物足りないか、というとそうではなく、独特なムォーンというターボ音が他にない魅力と個性を出していました。

ターボのチューニングが素晴らしく、どの車種に乗っても素晴らしいドライビングフィールを感じることができると思います。

走行距離がもうすぐ20万キロに到達します。昨年エンジンの不調に見舞われて、エンジン内のインレットバルブ交換を余儀なくされましたが、何とか復活。現在また絶好調の走りを楽しんでいます。エンジンそのものはかなり強いので、30万キロ目指して運転を楽しんでいます。

ブランドはなくなってしまいましたが、何とか乗ることができてラッキーでした。現在、SAABを検討中の方がいらっしゃったら、まだ中古車で手に入れられる間にぜひ体験されてみることをお勧めします。

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