見出し画像

【SaaS企業の働き方】「働き方が変わると、生活が変わる」 ― SaaS企業に転職して、本当に変わった5つのこと

こんにちは。キャリアコーチのTanigawaです。

前回の記事「【書類選考を通過する職務経歴書の書き方】初めての転職で、9割の方が陥る誤った書き方とは!?」では書類通過のコツを解説しました。

今回は「働き方」に関する記事です。現在の働き方に悩みがある方、将来的に変えていきたいと思われている方は、是非ご一読ください。

私が転職活動をしていたとき、一番知りたかったのは「具体的に、毎日の暮らしがどう変わるのか」でした。

「働きやすい会社です」「カルチャーがいいです」ーーー求人票や採用ページにはどの会社でもそう書いてあります。でも、それが自分の朝の時間や、子どものお迎えや、休日の過ごし方にどう跳ねてくるのかは、ほとんど書かれていません。

この記事では、他業界からSaaS企業に転職して、私の生活が実際にどう変わったかを、できるだけ具体的に書いてみます。

きれいごとではなく、制度の名前だけでもなく、「それが日常でどう効いているか」を中心に。同じように転職を考えている方の、判断材料になれば嬉しいです。


1. リモートワークができる ―「通勤2時間」が、人生から消えた

前職では、片道1時間の通勤を毎日していました。往復2時間。1か月で40時間。1年で480時間。

ある日ふと計算して、ぞっとしたのを覚えています。人生の貴重な時間を、満員電車の中で消費し続けていたということに。

今は、自宅から仕事を始められます。出社する日もありますが、それは「同僚と直接話したい日」「集中して議論したい日」など、目的があるとき。リモートが基本で、出社は選択肢の一つ、という感覚です。

通勤がなくなったことで、朝はゆっくりコーヒーを淹れる時間ができ、夜は子どもと夕食を一緒に食べられるようになりました。これだけで、生活の質はまったく違います。

ひとつ補足すると、SaaS企業のすべてがフルリモートというわけではありません。会社や職種によって出社頻度は本当にバラバラです。ただ、「リモートが選択肢として当たり前にある」業界なのは間違いありません。


2. フレックスタイム ―「9時始業」という呪縛からの解放

前職では、9時始業が絶対でした。前夜に子どもが夜泣きで眠れなかった日も、自分が体調を崩しかけている日も、9時には席に着いていなければいけませんでした。

今は、フレックスタイム制です。朝7時から仕事を始めて15時に切り上げる日もあれば、午前中に病院に行ってから10時に仕事を始める日もあります。自分のコンディションや、その日の予定に合わせて、働く時間を組み立てられる。

これは、想像以上に効きます。「毎朝9時に間に合わせる」というプレッシャーがなくなるだけで、平日の朝の空気がまるで違うものになりました。


3. スイッチワーク ―「中抜け」が、後ろめたくない

私が個人的に一番ありがたいと感じている制度がこれです。

業務時間中に、一時的に仕事を中断して、また戻ってくる――いわゆる「中抜け」が、当たり前にできます。子どものお迎え、通院、銀行の手続き、宅配便の受け取り、なんでも。

前職にもフレックス制度はありましたが、「中抜け」は事実上できませんでした。一度席を立てば「仕事を抜けた」と見られる空気があったからです。

今は、グループウェアに「16時から1時間、お迎えで離席します」と一言書けば、それで完結します。誰も嫌な顔をしないし、そもそも誰も気にしていません。

「制度がある」と「実際に使える」の間には、深い溝があります。この溝が埋まっている職場かどうかは、実は転職先を選ぶ上でとても重要だと、転職してから気づきました。

文章で書くより、実際の1日を見ていただいたほうが伝わるかもしれません。これは、私のとある平日のスケジュールです。

【とある1日の働き方】
8:00 起床
8:30 保育園へ子どもを送る
9:30 自宅で勤務開始(リモートワーク)
10:00 社内会議
11:00 お客様とのお打ち合わせ
12:00 お昼休憩
13:00 資料作成
15:00 1on1(チームメンバーとの会話)
16:00 保育園へ子どもをお迎え(中抜け休憩 2h)
18:00 お客様にメール
19:00 勤務終了

朝、子どもを送ってから仕事を始めて、夕方は2時間中抜けでお迎え。子どもとの時間を挟んでから、夜にもうひと仕事して終える。前職では、まず実現できなかった1日です。

4. 有給休暇が、本当に取りやすい

「有給取得率◯%」という数字を、求人票で見たことがある方は多いと思います。私は前職時代、この数字をほとんど信用していませんでした。「制度上は取れる」と「気兼ねなく取れる」は、まったく別物だからです。

転職してまず驚いたのは、有給を取ることに対して、誰も理由を聞いてこないことでした。「私用」と書けば、それで通る。「体調不良ですか?」とも「ご家族のご都合ですか?」とも聞かれません。

そして、上司も同僚も、ふつうに有給を取ります。役員クラスの方が「来週は家族旅行で休みます」とグループウェアに書いている。そういう光景が日常です。

「上が休んでいる」というのは、想像以上に強いメッセージになります。自分が休むことへの罪悪感が、自然と薄まっていく。


5. 子育て世代の社員が、たくさんいる

これは制度というより、人の構成の話です。

前職では、子育てしながら働いている人は少数派でした。特に男性で「保育園のお迎えがあるので」と言える空気は、ほぼありませんでした。

今の会社は、子育て世代の社員がとても多い。男性の育休取得も当たり前。「16時から子どものお迎えで離席します」というチャット投稿が、毎日どこかで流れています。

これが何を意味するか。「子育てしながら働く」が、特別なことではないということです。

例外的な存在として配慮される側ではなく、ふつうの一員として働ける。これは、当事者になってみないと分からない安心感があります。

「制度」ではなく「人の構成」が、働きやすさを作っている。これは転職活動の段階では見えにくい部分なので、面接や面談で「育休からの復帰率」「時短勤務の方の割合」などを聞いてみると、リアルが見えてきます。


おわりに ― 「働き方」とは、結局のところ「生き方」

ここまで5つの要素を挙げてきましたが、振り返ってみると、これらはすべてバラバラの制度ではなく、ひとつの思想でつながっています。

それは、「会社のために働く時間」と「自分の人生」を、無理に分けないという発想です。

通勤に2時間使わなくていい。フレックスで朝の余裕ができる。子どものお迎えに行ける。気兼ねなく有給が取れる。子育てしながら働ける。

これらは個別の制度ではなく、「働く人を、ひとりの人間として丸ごと尊重する」という前提の表れだと、私は感じています。


ひとりで調べるには、限界がある

ここまで読んでくださった方は、きっとSaaS業界への興味が、少し具体的になってきたのではないでしょうか。

ただ、ここから先の「実際に動く」フェーズには、ひとりで進むには難しい壁がいくつかあります。

たとえば――

  • 求人票だけでは、その会社の働き方の「実態」までは見えない

  • 自分の現職の経験が、SaaS業界でどう評価されるのか分からない

  • 多くの企業の中から、自分に合う会社をどう選べばよいか分からない

  • そもそも、未経験から転職できるのか自信が持てない

私自身、転職活動中にこの全部にぶつかりました。そして、自力で調べているうちは、なかなか前に進めなかった、というのが正直な実感です。

転機になったのは、SaaS業界に詳しい人と直接話したことでした。求人票では見えない働き方のリアル、自分の経験の活かし方、企業選びの軸――こういうものは、業界の中にいる人と対話するなかで、初めて輪郭が見えてくるものでした。

先着5名・  残り枠3名無料】キャリア相談のご案内
この記事を読んでくださったあなたに、ひとつご案内があります。

現在、こちらのnote記事を読んでくださった方には、先着5名限定 →ご好評につきnote経由では 残り枠3名限定! キャリア相談初回無料 で対応しております。

これまで実際の転職希望者を複数社の内定に導いてきた、企業選定戦略の支援を行っているサービスです。こんな方に、特に役立つ内容です。

「まだ転職するか決めていない」「情報収集の段階」――そんな方も、もちろん歓迎です。むしろ、決断する前にこそ、業界の解像度を上げておくことが、後々の意思決定の質を大きく変えると思っています。

ご希望の方は、下記のフォームよりお気軽にお申し込みください。
【キャリア相談申込フォーム】SaaS業界への転職(Tanigawa)
https://forms.gle/eo8M6UUMyL2MCnGj8

あなたが、自分に合った働き方と、自分らしい生き方に出会えますように。


いいなと思ったら応援しよう!