エアコンは生存権🎐
日本ではあたりまえのエアコンが欧州、
特にフランスの政局を揺るがしている…
🇫🇷フランスでは地下鉄・病院・学校にも基本的にエアコンは
設置されておらず、一般家庭のエアコンの普及率も
24%にとどまっている…
6月22日~28日の1週間、ヨーロッパの27か国・地域で、
“暑さが原因”とみられる死者数が1万651人に達し、
うち、65歳以上が9786人だ…
もちろん、フランスもその渦中にある…
フランスの建物の多くは、そもそもエアコンを
設置する前提で作られていない…
建物に室外機を設置できるようなバルコニーもない家屋が多い…
エアコンや室外機の設置には、建物の住民全員と、
パリ市からの許可が必要で、景観の問題から
許可はほぼ下りないのが現状だ…
エアコンが置けないならせめて移動式エアコンや扇風機をと、
販売店で争奪戦が起き、警察が出動する騒ぎも起きている…
気象変動に"対応"する国力がないのか…
なぜ"超過死亡"が出るほどの事態になるまで法整備ができなかったのか…
現地では、「都市の温暖化や炭素排出を悪化させる」とする左派政党と、
「命を守るために設置を進めるべき」とする右派政党との
政治論争が繰り広げられている…
「ホッキョクグマさんが死んじゃうぅ」
「地球温暖化が加速しちゃうぅうう」
そんな綺麗事を言っているうちに、目の前で国民が命を落としていく…
フランスの電力は7割が原発であり、
エアコンを回してもCO2はさほど増えぬ…
それにもかかわらず環境論理を優先する姿は、
よもや文明国家と思えないほどの醜態と言っていい…
「地球温暖化を防ぐために、人間が暑さに慣れましょう…」
なんて本末転倒なことを平然と"説教"するエリート官僚らは、
冷房の効いた快適なオフィスで過ごしている…
先日少し写メ日記で触れたが、現代版の【フランス革命】は
「エアコン(生存権)」が起爆剤になるのかもしれない…
奇しくも、来年フランスは大統領選を控えている…
規制緩和を叫ぶ右派勢力の台頭もあり、このエアコン設置の是非は、
間違いなく既存のエリート政治を揺るがす大きな争点になるだろう…
注視したい…
