山登り人生VOL943祖母傾山周回完全縦走その②本谷山、古祖母山、障子岳を越えて祖母山へ
1969年9月23日から記録を執り始めた山日記を5年前からブログで振り返っています。このシリーズは4年前からです。
2015年度、66歳、再就職7年目。前年度の13回山行が30回と回復しました。
「祖母傾の縦走を知らずして山ヤを名乗るな。」と言われ久しかったが、
完全周回縦走は念願のことでした。
初日、九折登山口から傾山を越えて九折越で幕営。
二日目祖母山九合目幕営地までが一番のメインです。

No1086祖母傾山周回完全縦走
平成27年9月19∼22日 4名
19日佐世保出発
20日三つ尾から傾山越えて九折越で幕営。 8時間15分行動
21日起床4:30
出発5:30→笠松山分岐6:40→本谷山8:00→尾平越9:30→古祖母山12:00→
障子岳13:25→黒金尾根分岐14:25→祖母山16:00→九合目小屋6:30→
16:45天場(幕営) 11時間15分行動

気になることもあった。
2年前、親父岳周辺を歩いた時、スズ竹の枯死、ブナ林の衰弱から白骨林への進展を見ていたが、このことが縦走路全体に広がっていたのである。
スズ竹を掻き分け歩いた縦走路はなく、歩き易く見通しが利き風通しが良い縦走路に変移しているのである。


以前を知らない人は何にも感じないかもしれないが、大変なことがこの地域で起こっていると感じた。
大分県側での植生保護のネット張りが行われていた。
これを見守るしかないのか。
簡単に論評できないが、確実に祖母傾山の自然環境は後退していた。

初日20日は、
今山行で一番の天気、展望も素晴らしかった。
21日4時30分起床。
朝寝坊したが5時半には出発できた。
出発して長くせず背後が白みはじめ傾山の南側から陽が登ってきた。



笠松山から本谷山までは大きな起伏はなく順調に踏破する。
本谷山からの下りはかなり長い。




尾平越手前の小広場の宮崎県側には水場がある。
数メートル下るとかなりの水量で流れているようだ。
昨日から相前後している単独行者は補給している。

尾平越から大分県側のトンネル入口に下るコースは、荒れているようだ。
メインは宮崎県側に変わった感じがした。
いよいよ古祖母山への長い登りが始まった。
昨日、体調不調のメンバーは回復した。
古祖母から下る際は感じないが山頂近くではいくつかのピークがあり騙されながらの到着となった。本谷山~古祖母山間は、尾平越まで標高差約400m下って古祖母山頂まで400m登るのが本日のハイライトか一番堪える。
山頂で二組の単独行者が一緒に到着した。




単独行者は、「お先に」と声を掛け障子岳を目指した。
この区間もスズ竹の枯死、
ブナ林の衰弱から白骨林への進展が多く見られた。
障子岳に到着するとゴールは近いが既に8時間は歩いており、「ガンバ」の声を出しながら最後の頑張りであった。



最後、標高差160mの梯子登り岩登りをして祖母山頂に到着した。
残念ながら雲がかかり、遥か遠くの傾山は見えなかった。
見えていれば「よく歩いたなあ~」と感激もひとしおのはずだ。







天場は九合目小屋下の宮原への縦走路にあった。
到着が遅くなり、既に多くのテントが占拠していて、なんとかスズ竹の中に探し出した。

皆さんお疲れ様でした。
明日は最終日です。
