「わがまま」と言われてもいい。仕事も子育てもフルスイングしたい私の、転職という選択
「お母さんなんだから、仕事はほどほどに」
「バリバリ働きたいなら、子供との時間は諦めなきゃ」
これまで何度、この「どちらかしか選べない」という空気に、喉の奥が詰まるような思いをしてきただろう。どちらかを選べば、もう片方に罪悪感を抱く。そんな窮屈な二択に、私はずっと息苦しさを感じていた。
もちろん、家庭に専念して家族との時間を慈しむ生き方も、最前線で仕事に没頭して社会に大きな価値を生み出す生き方も、どれもが本当に尊いものだと思う。生き方に正解なんてない。ただ、私自身は「どちらかを選ぶ」ということが、どうにも自分らしさに合わないと感じていただけなのだ。
私、わがままだから。
不満を抱えながら、動けなかったあの日々
新卒からずっと同じ会社で働いてきた。
正直に言えば、会社や働き方に対して不満がなかったわけではない。
むしろ、ここではないどこかへ行きたい、もっと違う働き方があるはずだという思いは、ずっと私の胸の中にあった。
でも、私は動けなかった。
「今の場所から離れるのが怖い」「失敗したらどうしよう」。そんな恐怖が、私の足を重くしていた。大企業という大きな船から降りる勇気が持てず、不満という重たい荷物を抱えたまま、ただ流されるように日々を過ごしていたのだと思う。
会社を変えることも、自分を変えることもできない。そうやって「変わらないこと」を自分に許してしまっていた。
「自分の人生」のハンドルを握るということ
でも、私はどうしても諦められなかった。
仕事はしたい。お金も欲しいし、何より社会に参画しているという自負が欲しい。
子供の成長の瞬間に立ち会いたい、子どもとできるだけ長く過ごしたい。
世間からは「わがまま」と言われるかもしれない。けれど、そんな窮屈な二択にNOを突きつけ、自分の理想を追いかけてみようと思った。
不満を言いながら立ち止まるだけの毎日に終止符を打ち、自分の足で歩き出すという決断。
誰かに決められた場所でくすぶるのではなく、自分自身でその環境を選び取ること。人生のハンドルを握るのは自分だということ。
不安と高揚感が同居する、今の私
今はちょうど、新しい会社が始まるまでの有給期間。忙しない日常から切り離されたこの「空白の時間」の中で、私は今、期待と同じくらいの大きな不安と向き合っている。
正直に言う。
「本当に、両立なんてできるんだろうか?」
これまでは物理的な「通勤」という壁が境界線を引いてくれていたけれど、これからはすべてが地続きの場所で戦うことになる。
仕事人としての自分と、母としての自分。その二つの顔が混ざり合ったとき、私はちゃんと自分を保てるのだろうか。欲張りすぎて、どちらも中途半端になるんじゃないか。深夜、ふとそんな弱気な想像が頭をよぎることもある。
それでも。
その不安を抱えてなお、今の私には、これまで感じたことのない高揚感がある。
まっさらな地図を前に、自分でハンドルを切る。その先にある未来がたとえ険しいものだったとしても、自分で決めたことだから、いいじゃないか。
もしこの「仕事も育児もフルスイングしたい」という願いがわがままと呼ばれるのなら、私は喜んでそのわがままを貫きたい。
失敗するかもしれない。想像以上に苦しい日々が待っているかもしれない。
でも、そうなったらまた新しい一手を考えればいい。
新しい環境の扉を開けるまで、あと少し。
私の人生を、私自身の力で、もっと自由に、もっと欲張りに創り上げていく。
私、わがままだから。
フルリモ転職の顛末や戦略は、
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