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受け身で働いてきた私が、「心がすり減らない仕事」を選び直すまでの#ウェルビーイングな時間


ウェルビーイングという言葉を、よく耳にするようになった頃。
正直に言うと、いい言葉だと思いながらも、どこか自分とは距離があるように感じていました。

その頃の私は、好きな「美容 × 書くこと」を仕事にできて、ありがたいほど忙しくなっていました。

働けば働くほど収入は増えていき、少し背伸びをしたような、ランクの上の仕事もいただけるようになっていました。

充実感は、確かにありました。
好きなことを仕事にできているのだから、幸せなはず。
そう思っていました。

けれど、同時に、フリーランスによくある悩みも、確実に積み重なっていきました。

休めない。
仕事とプライベートの境目が、どんどん曖昧になる。
気づけば、頭の中はいつも仕事のことでいっぱい。


「好きなことをしているのに、どうしてこんなに疲れているんだろう」
「気がつけば、ため息ばかりなのはなぜ?」
そんな疑問を、何度も飲み込んでいました。

好きなことを仕事にできて幸せ。
けれど、このまま心と体をすり減らしながら続けていく
働き方でいいのだろうか。
それで、心は本当に満たされていると言えるのだろうか。


そう自分に問いかけるようになったのが、
ウェルビーイングという言葉が、急に現実味を帯びてきた瞬間でした。


そこから私は、
「どう収入を上げていくか」「今をどう回すか」ではなく、
10年後もこの仕事を続けている自分を想像するようになりました。

できれば、生涯現役でいたい。
好きなことを仕事にして、全国を飛び回っていたい。
そのためには、何よりも健康でいたい。



そう考えると、当時の働き方には、明らかに無理がありました。

忙しさを理由に休まないこと。
頑張り続けることを美徳にすること。
それは、長く続けるための選択ではなかった。


この2年ほど、
私に何ができるのか、
本当はどうしたいのか、
何度も立ち止まって考えてきました。

正直に言えば、はっきりした答えが見つかったわけではありません。

それでも、考えるだけでは前に進めない気がして、
手探りのまま、
声で想いを届け、自分の思考を整理する場所としてVoicyを始め、
リアルを知り、言葉を深めるためにオンラインサロンをつくり、
思考をまとめる形として電子書籍の出版にも挑戦しました。


どれも「これが正解だ」と言い切れるものではなく、
今も試行錯誤の途中です。

けれど、誰かに評価される発信や
企業のニーズに応えるだけでなく、
自分自身の想いや考えを外に出し、
誰かと共有しながら確かめていく時間は、
心がすり減らない働き方への一歩でした。



振り返ると、これまでの私は
いただいた仕事に、120%の力で応える働き方をしてきました。

求められた役割を理解し、
期待以上のものを返す。
それは、プロとして大切な姿勢でもあったと思います。

けれど、同時に、
「私は本当は、どんな人の心に寄り添いたいんだろう」
そんな問いが、頭の片隅に残り続けていました。


昨年あたりから、ようやく
「これなんじゃないか」と思える輪郭が、少しずつ見え始めました。

それは、美容を通して「変わること」を煽るのではなく、
自分で考え、選び、判断する力を取り戻すこと。


誰かの正解ではなく、
自分の感覚を信じて生きていくための思想や視点を、
美容という入り口から伝えていくことでした。



今の私は、
「理想的な働き方」にたどり着いたわけでも、
毎日が完璧に満たされているわけでもありません。


仕事のペースも、休み方も、
まだ試行錯誤の途中です。


それでも、以前と違うのは、
「どうすれば、満たされるか」ではなく、
「今の自分は、何なら心地よいか」を
立ち止まって考えるようになったこと。

ウェルビーイングは、
ゴールではなく、
自分に問いかけ続ける時間そのものなのかもしれません。


忙しさや不安がゼロになる日は、まだ先。
けれど、途中の今の自分を置き去りにしない。


それが、今の私にとっての
#ウェルビーイングな時間です。

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遠藤幸子|顔と生き方を紡ぐ美容エッセイ この記事が少しでも参考になったら、応援していただけると嬉しいです☺️ いただいたチップは、比較記事レビューのコスメ代に使用させていただきます🙏