読書は複利。積読は人生のポートフォリオ「積読ゼロ」になったことがありますか?
先日、Xでこんな問いかけを見かけました。
「積読が0冊になったこと、ありますか?」
コメント欄には、
「積読はなくならない」
「むしろ増えていく」
「1冊読んだら、数冊増えます」
そんな声がたくさん並んでいました。
私自身も、もちろん!
積読がゼロになったことはありません。
そして、その問いを受け取った私は、
積読はなくすものではないのかもしれない…とも感じました。
読書は複利
本は1冊読むと終わりではありません。
1冊読むと、
「もっと知りたい」
「別の視点も知りたい」
という新しい問いが生まれます。
すると、また新しい本と出会う。
つまり、
1冊読むと、読みたい本が倍増する。
さらには、本から得た知識は、
私たちの働き方や生き方にも活用できる。
しっかりと運用できるのです。
読書とは、知識が知識を呼び、
問いが問いを呼び、
さらには人生に運用する
「複利」のようなものなのです。
積読は人生のポートフォリオ
投資の世界では、
資産を分散して持つことを
ポートフォリオといいます。
本棚も同じかもしれません。
今すぐ読む本
将来のための本
いつか必要になる本
まだ答えの出ていない問いの本
新しい視点を与えてくれる本
積読とは、
「読んでいない本の山」
ではなく、
「未来の自分のための知のポートフォリオ」
なのではないでしょうか。
本は手にした瞬間から意味がある
本屋で買う本を選ぶとき、
図書館で借りる本を選ぶとき、
おそらく…
表紙を見て、
まえがきを読み、
目次を眺め、
パラパラとページをめくる。
そして、
買うか買わないか、
借りるか借りないか
を判断し、手に取る。
さらに、本棚に置かれた本は、
日々、背表紙を目にしているのではないでしょうか。
そして、必要なときに、
あぁ~そういえば…と
その本を手にする瞬間があるのではないでしょうか。
本屋や図書館で、私たちはトリガーワードを探している
タイトルに惹かれる。
帯の一言に反応する。
なぜか気になる著者に出会う。
それは偶然ではなく、
今の自分の問いが反応しているのかもしれません。
私たちは本を探しているようでいて、
実は、
自分の中にある問いを探している。
そんな気がします。
読書とは、自分という一冊を書いていくこと
だから、
積読をゼロにすることを
目標にする必要は無いと思うのです。
大切なのは、
「今の自分に必要な一冊を選べること」。
そして、
複数の本を行き来しながら、
問いを深め、
人生に役立て、
自分なりの答えを育てていくこと。
読書とは、
本を消費することではなく、
自分という一冊、
自分という物語を、
少しずつ書き続けていく営みなのだと思います。
