【読書感想文】「バンドマンが社労士との二刀流で見つけた“無理しない働き方”」を読んだ話
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士・行政書士です。
北海道小樽市にある「つるき社労士・行政書士事務所」で特定社会保険労務士、行政書士として活動しております。
先日、山中綾華さんの著書「バンドマンが社労士との二刀流で見つけた“無理しない働き方”」を読みました。
(※ ネタバレを気にされる方はご注意ください)
山中綾華さんは、人気バンド「Mrs. GREEN APPLE」の元メンバーで、ドラムを担当されていた方です。
Mrs. GREEN APPLEを脱退した後、社会保険労務士試験に合格し、現在は社労士として働きながら、ドラムのコーチとしても活動されています。
まさに、社労士とドラマーという異色の「二刀流」で活動されている方です。
今回読んだ「バンドマンが社労士との二刀流で見つけた“無理しない働き方”」は、そんな山中さん自身の経験をもとに、「働くこと」や「自分らしい生き方」について書かれた本です。
私は以前から、「元Mrs. GREEN APPLEのメンバーが社労士になった」という話は聞いていました。
ただ、私がMrs. GREEN APPLEを知ったのは比較的最近の曲からで、「3人組のバンド」というイメージが強かったため、5人で活動していた頃のことはあまり知りませんでした。
それでも、人気バンドのメンバーとして大きな成功を収めた後、その場所を離れて社労士というまったく違う道に進んだという経歴は、とても興味深く感じていました。
そこには、きっといろいろな思いや葛藤があったんだろうなと。
「もう少し詳しく知りたいな」と思っていたところ、本屋さんでこの本を発見。
結構目立つ表紙で並べられていたので、思わず手に取って、そのまま即買いしてしまいました。
ページ数もそれほど多くなく、1ページごとの文章もコンパクトなので、とても読みやすい本です。
私も読み始めたらどんどん先に進み、1日で読み終えることができました。
「ライスワーク」と「ライフワーク」
この本の中で、山中さんが繰り返し書かれていることの1つが、「ライスワーク」と「ライフワーク」についてです。
「ライスワーク」は、生活していくため、お金を稼ぐための仕事。
一方の「ライフワーク」は、自分が楽しいと思えること、本当にやりたいと思える仕事です。
そして、とても印象に残ったというか、とっても共感したのが、
「ライスワークとライフワークを一致させなくてもいい」
という考え方でした。
ライスワークに、必ずしも大きなやりがいや生きがいを求めなくてもいい。
逆に、ライフワークで必ずお金を稼がなければならないわけでもない。
それぞれを別のものとして考えてもいいし、自分がどうしたいのかによって決めればいい。
そこで苦しむ必要はない。
そんなメッセージが、本の中で何度も出てきます。
私も、これは、とても大切な考え方だと思います。
好きなことを嫌いにならないために
山中さん自身、バンドマン、そしてドラマーとして活動する中で、「ドラムで稼がなければならない」という意識にとらわれていた時期があったそうです。
大好きだったはずのドラム。
でも、それを「仕事にしなければ」「これで稼がなければ」と思い続けることで、苦しくなってしまう。
そこで、ドラムそのものを嫌いになってしまう前に、一度そこから離れる決断をされました。
そしてその後、ご自身と同じように「働くこと」で苦しむ人を助けたいという思いなどから社労士を目指し、試験に合格。
現在は社労士として働きながら、ドラムについては、ご自身のできる範囲でコーチとして教えられています。
もちろん、教える以上はプロとしてしっかりとしたものを提供する。
そんな姿勢も、本を読んでいて伝わってきました。
社労士としての仕事と、好きなドラム。
それぞれとの距離感を自分自身で考えながら働くことで、今はとても楽しく仕事をされているんだな、ということが伝わってきました。
社労士を知ってもらう本としても面白い
そして、私が社労士だからということもありますが、この本にはもう1つ面白いところがありました。
それは、働くことに関係する基本的な知識が、ところどころに紹介されていることです。
そのため、社労士という仕事をあまり知らない方にとっては、
「社労士って、こういうことをする人なんだ」
と知ってもらうきっかけにもなると思います。
また、労働基準法など、働くうえで知っておきたい基本的な知識についても触れられています。
そう考えると、これから社会に出て働く高校生や大学生にも、とても良い本なんじゃないかなと思いました。
アルバイトをしている学生さんにも関係する話がありますし、これから就職する際にも、最低限知っておいた方がいい「働くことのルール」を知るきっかけになります。
「働くこと」を考えるきっかけになる本
もちろん、同じ社労士である私が読んでも、
「こういう働き方をしている社労士もいるんだな」
と、とても興味深く読むことができました。
社労士と一口に言っても、本当にいろいろな経歴を持った方がいます。
元Mrs. GREEN APPLEのドラマーで、現在はドラマー兼社労士。
こんな社労士もいるんですよ、と知ってもらえるだけでも、社労士という職業を身近に感じてもらえるんじゃないかなと思います。
そして、社労士だけではなく、学生さんやその親御さんにもおすすめできる本だと思いました。
親子で、
「働くってどういうことだろう?」
「好きなことを仕事にしなきゃいけないのかな?」
「仕事にやりがいって絶対に必要なのかな?」
そんな話をするとき、この本をきっかけにしてみるのも面白いと思います。
本を読んで終わりではなく、そこから「自分はどう働きたいのか」「どう生きたいのか」を考えたり、誰かと話したりするきっかけにもなる。
そんな、いろいろな読み方ができる、とっても良い本でした!
#北海道 #登山社労士 #社労士 #社会保険労務士 #行政書士 #バンドマンが社労士との二刀流で見つけた“無理しない働き方” #山中綾華 #ドラマー #ドラム #読書感想文 #わたしなりのチャレンジ #私のストレス解消法 #私なりのアウトプット
