「静かな退職」について考えてみた話
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士・行政書士です。
北海道小樽市にある「つるき社労士・行政書士事務所」で特定社会保険労務士、行政書士として活動しております。
先日、ラジオを聴いていたときに、「静かな退職(Quiet Quitting)」という言葉が話題になっていました。
最初にこの言葉を聞いたときは、「退職といっても辞めるわけではないの?」と思ったのですが、調べてみると、
会社を辞めるわけではないけれど、求められている以上のことはしない
という働き方を指す言葉とのことでした。
なるほどなぁと思いながら聴いていました。
私はこれまで約30年、大学という組織の中で人事・労務の仕事に関わってきましたが、その中でも、
・やりがいを持って働いている方
・少し疲れてしまっている方
・距離感を取りながら働いている方
いろいろな働き方の方を見てきました。
そう考えると、「静かな退職」という言葉自体は最近広まったものかもしれませんが、その背景にある気持ちは、昔からあったものなのかもしれませんね。
もちろん、組織としては主体的に働いてもらえる方がありがたいと思いますし、私自身もそうありたいと思っています。
ただ一方で、人が長く働く中では、「少し立ち止まる時期」もあっていいのではないかなとも感じています。
登山でも、ずっと同じペースで歩き続けることはできません。
ときどき立ち止まって景色を見たり、水を飲んだりしながら進むからこそ、長く歩けるのだと思います。
働き方もそれと少し似ているのかもしれませんね。
大切なのは、「静かな退職」という状態になっている背景に何があるのかを考えることなのではないでしょうか。
制度の問題なのか
職場の人間関係なのか
評価の仕組みなのか
それとも本人のライフステージの変化なのか
社労士としてご相談を受ける中でも、「気づいたときには元気がなくなっていた」というケースを見かけることがあります。
だからこそ、
「働く人が安心して力を発揮できる職場づくり」
に関わっていきたいという思いを、あらためて強くしました。
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