【読書感想文】『コーヒーが冷めないうちに』を読んだ話
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士・行政書士です。
北海道小樽市にある「つるき社労士・行政書士事務所」で特定社会保険労務士、行政書士として活動しております。
先日、川口俊和さんの小説『コーヒーが冷めないうちに』を読みました。
(※ネタバレを気にされる方はご注意ください。)
この作品は、2015年に出版された小説です。
以前から「こういうタイトルの小説がある」ということ自体は知っていましたが、なぜか今まで手に取る機会がありませんでした。
私の本のアンテナに引っかかっていなかったという感じでしょうか。
『コーヒーが冷めないうちに』は、とある喫茶店を舞台にした物語です。
その喫茶店には、「ある席に座ると、望んだ時間(過去)へ行くことができる」という不思議な噂があります。
ただし、そこにはいくつもの面倒なルールがあり、そのルールを守らなければなりません。
過去には戻れても、現実は簡単には変わらない。
それでも、人はなぜ過去へ行きたいと思うのか。
そんなことを考えさせられる、とても切なくて温かい作品でした。
この本を手に取ったきっかけは、先日東京で受講したあるセミナーでした。
そのセミナーで、「過去に起きた出来事そのものは変えられない。けれど、その出来事をどう解釈するか、どう受け止めるかという『自分の捉え方』は変えることができる」という話がありました。
すると、ある受講者の方が、「それって『コーヒーが冷めないうちに』みたいな話ですよね」とおっしゃったんです。
その瞬間、「あぁ、そういうタイトルの本、昔あったな」と思い出したのがきっかけでした。
東京から戻ってきた後、Amazonで調べてみると、このシリーズは現在6冊ほど出版されているようでした。
そこで本屋に行き、1作目の『コーヒーが冷めないうちに』と、2作目の『この嘘がばれないうちに』の2冊を購入しました。
まずは1冊目の『コーヒーが冷めないうちに』を読みました。
4つの短編からなる構成ですが、それぞれの物語がゆるやかにつながっている作品でした。
第1話が「恋人」、第2話が「夫婦」、第3話が「姉妹」、第4話が「親子」というタイトルなのですが、最初の「恋人」を読んだ段階で、「これはまずい」と思いました。
胸がギュッとなるというか、泣きそうになるというか、とにかく切ない。
読んでいて苦しくなるくらい感情が動かされて、「これ以上読むの、ちょっとつらいな・・」と思ったほどでした。
このような気持ちになった本は、東野圭吾さんの小説「秘密」以来かもしれません。
それでも、せっかくなので1冊目は最後まで読み切ろうと思い、なんとか読み進めました。
特に最後の第4話「親子」は、本当に切なかったです。
悲しいだけではなく、「よかった」と思える部分もあって、感情がぐちゃぐちゃになるようなお話でした。
実は、シリーズ2作目もすでに買ってあるのですが、今は少し読むのを躊躇しています。
というのも、すでにこの喫茶店の世界観にかなりどっぷり浸かってしまっていて、これ以上読むと本気で号泣する自信があるからです(笑)。
本を読んで、ここまで感情が動かされることって、私の中ではあまり多くありません。
そういう意味でも、とても印象に残る、珍しい読書体験になりました。
とは言いつつ、結局気になって続きを読んでしまうんだろうなと思っています(苦笑)
#北海道 #登山社労士 #社労士 #社会保険労務士 #行政書士 #川口俊和 #コーヒーが冷めないうちに #読書感想文 #わたしなりのチャレンジ #私のストレス解消法 #私なりのアウトプット
