「ホワイトハラスメント」の話
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士・行政書士です。
北海道小樽市にある「つるき社労士・行政書士事務所」で特定社会保険労務士、行政書士として活動しております。
先日、ラジオを聴いていたところ、「ホワイトハラスメント」という言葉が紹介されていて、とても印象に残りました。
皆さんは「ホワイトハラスメント」という言葉をご存じでしょうか。
一般的にハラスメントというと、パワハラやセクハラのように「強い言動」や「不適切な言葉」が問題になるケースを思い浮かべることが多いと思います。
しかしホワイトハラスメントは、その逆で、
・叱らない
・注意しない
・仕事を任せない
・配慮しすぎる
といった、一見すると「優しさ」に見える関わり方が、結果として相手の成長機会を奪ってしまう状態を指すそうです。
私自身、これまで大学や病院などの人事労務の現場で働く中で、さまざまなハラスメント事案に関わる機会がありました。
その経験から感じるのは、「強すぎる関わり」だけではなく、「関わらなさすぎる関わり」もまた、職場の難しさを生むことがあるということです。
特に最近は、「ハラスメントにならないように」という意識が高まった結果として、
「どこまで指導してよいのか分からない注意すると問題になるのではないかと不安若手に仕事を任せづらい」といった声を経営者や管理職の方から伺うことも増えてきました。
もちろん、ハラスメント防止はとても大切です。
ただ一方で、「何も言わないこと」が最善とは限らないのも、また事実だと思います。
相手のことを思って伝える言葉や任せる仕事は、本来、その人の可能性を広げるためのものだからです。
私自身も、これまで多くの上司や先輩に仕事を任せていただいたり、ときには厳しい言葉をいただいたりした経験がありましたが、その一つ一つが今の自分につながっていると感じています。
ハラスメントを防ぐことと、人を育てること。
この2つのバランスをどう取っていくかは、これからの職場づくりにおいてとても大切なテーマになっていくのではないかと感じました。
今回ラジオで「ホワイトハラスメント」という言葉を耳にして、改めてそんなことを考えるきっかけになりました。
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