【読書感想文】『人生後半の戦略書』を読んだ話
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士・行政書士です。
北海道小樽市にある「つるき社労士・行政書士事務所」で特定社会保険労務士、行政書士として活動しております。
先日、アーサー・C・ブルックス氏のビジネス書『人生後半の戦略書』を読みました。
著者は「幸福」について研究している社会科学者であり、ハーバード・ビジネス・スクールの教授でもあるベストセラー作家です。
私は今回初めてこの方の本を読みましたが、私の師匠の一人である方がFacebookで紹介されていたので、Amazonで確認し、タイトルと紹介文を見たときに、「これは今の自分が読むべき本だ」と感じ、すぐにポチっとしてしまいました。
(ネタバレを気にされる方はご注意ください)
この本は、人生やキャリアの後半に差しかかったとき、どのように自分の強みや役割を変化させながら充実した人生を歩んでいくかについて書かれた一冊です。
多くの人が経験する「キャリアの伸び悩み」や「これまでのやり方が通用しなくなる感覚」を前向きに捉え直すヒントが示されています。
本書の主題は、年齢とともに低下しやすい「流動性知能」から、経験や知識によって高まっていく「結晶性知能」へと軸足を移していくことの重要性にあります。
職種によって違いはあるものの、キャリアの変化は誰にでも訪れるものです。
その変化を自然なものとして受け止め、第2の曲線へ移行することが大切であると著者は説いています。
本書では、流動性知能とは何か、結晶性知能とは何かという説明から始まり、J.S.バッハの人生を例に挙げながら、第2の曲線に飛び乗ることの重要性が強調されています。
また、第1の曲線にとどまり続ける原因の1つとして「仕事依存」があること、そして社会的比較の危うさについても述べられており、「成功」や「失敗」の定義そのものを見直すきっかけになりました。
さらに印象的だったのが、「バケットリスト(これからやりたいことのリスト)」に対する考え方です。これまで私が聞いてきた内容とは逆ともいえる視点が提示されており、とても衝撃を受けました。
私はこれまでに社労士開業(その後行政書士開業)という、大きなキャリアチェンジを経験しましたが、それは決して遠回りではなく、自分の人生の目的に近づくための自然な選択だったのだと感じられるようになりました。
社労士や行政書士としての目的というよりも、「自分の人生として何を大切にしたいのか」が少しずつ明確になってきており、その意味でも、この本は今の自分にとって必要な1冊だったと感じています。
背中を押された、というよりも、「このまま進んで大丈夫」と言ってもらえたような感覚でした。この本を読めて本当によかったです。
そして、この本を紹介してくださった、講師養成講座などでお世話になっている藤咲徳朗先生には感謝感謝です。
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