【読書感想文】『ヒポクラテスの悔恨』を読んだ話
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士・行政書士です。
北海道小樽市にある「つるき社労士・行政書士事務所」で特定社会保険労務士、行政書士として活動しております。
先日、中山七里さんの小説「ヒポクラテスの悔恨」を読みました。
(※ネタバレを気にされる方はご注意ください。)
中山七里さんは、『さよならドビュッシー』や『護られなかった者たちへ』などで知られる人気ミステリー作家です。
どの作品も巧みな伏線と、最後に一気に真相が明らかになる展開が特徴で、私も大好きな作家のお一人です。
『ヒポクラテスの悔恨』は、法医学をテーマにした「ヒポクラテス」シリーズの4作目に当たる作品です。
主人公の栂野真琴助教と、浦和医科大学法医学教室の光崎教授が、解剖や科学的な知見をもとに事件の真相へと迫っていく医療ミステリーとなっています。
今回は、光崎教授がテレビ番組に出演し、日本の解剖率の低さという現状を厳しく批判したことをきっかけに、殺人予告が届くところから物語が始まります。
事件は、その殺人予告に振り回されるような形で進んでいきますが、特に今回は外国人が被害者となる事件が多く描かれていました。
そのため、日本で働く外国人を取り巻く現状や、雇用に関するさまざまな問題についても触れられており、考えさせられる場面がたくさんありました。
そして、光崎教授の30年前の過去の出来事や、その因縁が事件の背景にあることが、最後の最後で明らかになります。
そこからは、いつものように物語が大きく動き始め、次々と真相が解き明かされていきました。
毎回期待どおり、いや、期待以上のジェットコースターのような展開で、一気に解決へと向かっていくところは、まさに中山作品の真骨頂だと感じました。
今回も、夢中になって最後まで読み切ってしまいました。
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