ハッピーライティングマラソン#42|今までで一番「自由だ」と感じた瞬間は?
今週も本田健さんのハッピーライティングマラソンに参加します。
自由とは、何でもできることだけでなく、「これがいい」と自分で選べた瞬間にふと感じるものかもしれません。
私は今、とても自由に生きています。
自分で選んで、自分で決めて生きている。
そんな今につながるはじまりは、
15歳のあの夏にありました。
✧・゚: * ✧・゚:* ✨ *:・゚✧ *:・゚✧
はじめてアメリカへ行ったのは、15歳の夏でした。
当時の私は、カトリック系の厳格な女子校に通う寮生。
平日の外出は一切禁止。
週末に実家へ帰る時以外、学校の重い門の外に出ることは許されませんでした。
校則という小さな、けれど強固な檻。
それが当たり前だと思い込みながらも、
どこか息苦しくて、
「このままここにいたら、いつか息ができなくなる」……そんな予感に震えていた毎日。
✧・゚: * ✧・゚:* ✨ *:・゚✧ *:・゚✧
そんな日常から、突然放り出されたUCLAのサマースクール。
ロサンゼルス空港に降り立った瞬間、
肌をなでる風の匂いが、もう違っていました。
少しだけ甘くて、軽くて、
どこか自由な匂い。
どこまでも続く空と、大地の地平線。
呼吸が、やっとできた。
ここがいい、
そう感じました。
今までで一番「自由だ」と感じた瞬間です。
✧・゚: * ✧・゚:* ✨ *:・゚✧ *:・゚✧
今でも思い出す光景があります。
ビジネスマン風の、体格のいい男性が、
スーツ姿のまま、
トリプルサイズのアイスクリームを
幸せそうに、ほおばっていたんです。
まるで子どもみたいに。
でも、誰も気にしていない。
No one cares.
✧・゚: * ✧・゚:* ✨ *:・゚✧ *:・゚✧
あるとき、大きなピザを両手に持って、
歩きながら食べました。
日本だったら、きっと少し気になる。
「お行儀」とか、「周りの目」とか。
でもそこには、そんな鎖はどこにもありませんでした。
✧・゚: * ✧・゚:* ✨ *:・゚✧ *:・゚✧
「行っていいですか」も、
「何時までに戻ります」もいらない。
ただ、自分で決めて、
自分の足で動く。
あのときの私は、ただただ驚いていました。
「えー!いいの?」って。
こんな世界があるんだって。
自由って、きっとこういうこと。
特別な贅沢ではなく、自分の感覚を信じてもいいということ。
けれど、それまでの私にとっては、
世界の境界線が大きく塗り替えられた瞬間でした。
✧・゚: * ✧・゚:* ✨ *:・゚✧ *:・゚✧
あれから、ずいぶん時間が経って、
あの頃みたいな「大きな自由」を感じることが、
今の毎日の中にあるわけではないけれど。
ほんとたまに、思い出したようにやる"小さな自由"があります。
フライドポテトとミルクシェイクを、
一緒に注文すること。
ポテトの塩気と、シェイクの甘さを同時に味わうとき、
少しだけ感じる「背徳感」。
その「ちょっといけない感じ」も含めて、
なんだか自由な気がするんです。
きっとそれは、あの時の自由の味。
✧・゚: * ✧・゚:* ✨ *:・゚✧ *:・゚✧
誰の許可もいらなくて、
ただ「これがいい」を選ぶ。
そのシンプルな選択の中に、
ちゃんと自由がある。
世間の評価を気にしていた「こうしなきゃ」を、ひとつ手放して。
自分の心の声に、そっと耳をすませてみる。
自由は、遠い異国にあるのではなく、日常の小さな選択の中に、静かに息づいているものなのかもしれません。
✧・゚: * ✧・゚:* ✨ *:・゚✧ *:・゚✧
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今日もあなたが、「これがいい」と思える選択を、
ひとつでもできますように✨😌
