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【金利】高齢者は金利で年7万円のプラス、若者は年24万円のマイナス。日本の“優しい社会”ここに極まる

住宅ローンを抱える30代に迫る“静かな家計ショック”

金利上昇局面で、若い世代の家計がじわじわ追い詰められている。

内閣府が公表した年次経済財政報告によれば、住宅ローンを抱える30代世帯は年間24万円の負担増という試算が示された。

金利上昇で預金利息も増えるとはいえ、ローン残高の大きい若年層では差し引きマイナスが濃厚だ。

30代の平均的な家計では年間約2万円のマイナス。

だが、ローンを抱える世帯に限ればその額は一気に跳ね上がり、24万円の負担増となる。

月換算で約2万円。固定費の中でも最も重い住宅ローンが、家計の可処分所得を確実に削り取っていく。


一方で、70代は状況がまったく異なる。
ローン完済済みの世帯が多く、金利上昇はむしろ“追い風”だ。

年間約7〜8万円のプラスになる見通しで、同じ金利上昇でも世代間でこれほど差が開くのかと驚くほどだ。

つまり、今回の金利上昇は「若者ほど痛い」「高齢者ほど得をする」という構造的なギャップを生む。

内閣府も「所得や年代、借入額によって影響は大きく異なる」と警鐘を鳴らしており、家計管理の難易度は確実に上がっている。


物価高、社会保険料の増加、そして住宅ローンの負担増。30代の家計は三重苦に直面している。

金利上昇は“景気の回復”を示す指標とされるが、生活者にとってはむしろ静かに家計を圧迫する“見えない増税”に近い。

これからの数年、住宅ローンを抱える世帯は、固定費の見直しと長期的な資金計画が避けられない局面に入ったと言える。


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