【ボーナス】戦国時代突入 建設業の200万円に他業種が震えた夏
大手企業の夏のボーナスが“バブル級”の伸びを見せた。経団連の最新集計では平均 104万2537円(前年比7.04%増)。だが、今年の主役はその数字ではない。建設業だ。なんと 202万6633円(59.59%増)。ついに「200万円の大台」をぶち破り、他業種を置き去りにした。
もはやボーナスというより“退職金の前払い”レベル。人手不足が深刻化する中、企業は技術者を逃すまいと札束で引き留める。建設現場では「辞めると言ったらボーナスが増えた」なんて都市伝説のような話まで飛び交う。
製造業も非鉄・金属や造船が高い伸びを示し、業績連動型の賞与が社員の懐を直撃。成果を出せば即ボーナスに反映される“成果主義の現金版”が加速している。
しかし、この景気の良さを横目に、中小企業の社員は思わず天を仰ぐ。「うちのボーナスはどこへ?」と嘆く声も。大企業だけが潤う“ボーナス格差”はますます広がりそうだ。
それでも今年のボーナスは明確なメッセージを放っている。 「人材を確保したいなら、もう払うしかない」
企業の本気度が試される夏になった。
