【相模原】旭フォークリフト、人員増加で本社工場を移転 五差路で人材確保や効率化
フォークリフトの販売・整備を手掛ける旭フォークリフトは6月1日、本社・工場を相模原市中央区田名の三菱重工北門前から南橋本へ移転した。事業拡大による人員増加で旧社屋が手狭となったことに加え、人材確保や業務効率化、さらには橋本駅周辺で進むリニア中央新幹線開業を見据えた都市整備も視野に入れた戦略的な移転となる。【2026年7月10日号掲載】
□成長へ新たな拠点
横江利夫社長は「ようやく理想の場所に巡り合えた。ここを新たな成長の拠点にしたい」と話している。

「いつか国道沿いに会社を構えたい」。移転構想は突然持ち上がったものではない。
同社では事業拡大に伴い従業員が十数人から現在の25人へと増加。平均年齢も37歳と若い組織へ変化し、旧工場では整備スペースも事務所も限界を迎えていた。
当初は増改築や建て替えも検討したが、「この先さらに会社を大きくするなら新しい拠点が必要」と判断。約10年前から物件探しを始めた。
候補地は市内各所に及んだ。土地が広く価格も手頃な物件もあったが、「立地が会社の将来に合わない」「社員の通勤や顧客の利便性を考えると決め手に欠ける」と契約には至らなかった。
横江社長は「不動産会社から何度も紹介を受けたが、『これだ』と思える物件にはなかなか出会えなかった。今回は担当者から『今までで一番合う物件』と勧められ、実際に見てすぐに『ここしかない』と即決した」と振り返る。
以前から「いつか国道沿いに会社を構えたい」という夢も抱いていたという。新社屋は国道16号と国道129号に囲まれた橋本五差路に位置し、「まさか2つの国道に挟まれた立地になるとは思わなかった」と笑顔を見せた。
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