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言語とは何か【素人の戯言】

※ 注意
この記事の内容はすべて個人の感想であり、素人のたわごとです。
そのため、学術的な正確性、論理的な整合性などにおいて、問題が見られることがあります。予めご了承下さい。



日本語、中国語、英語、フランス語、コサ語、……。

「言語」といえばそういったものが思い浮かぶだろう。
これらはあくまでも自然言語と呼ばれるものたちだ。

僕は言語はそれにとどまらないと思う。
そして、言語ときくとそれらよりも先に思い浮かぶものがある。

たとえば、数式。

たとえば、楽譜。

たとえば、化学式。

もしくは、コンピュータ言語。

こういったものたちを言語に含めたいと思った。


はじめに

まず、言語に含めたくないものがある。

たとえば犬が吠えたとき、長い間その犬を飼っている飼い主は、お腹がすいているのだとわかるかもしれない。そして、それは正しく、本当にお腹がすいているかもしれない。

これは、言語だろうか。
僕はこれを言語に含めたくない。

理由の一つとしては共通認識がないことがある。

たとえば、その鳴き声を聞いた飼い主の友達は、遊びに行きたいのだと思ったかもしれない。その友達の飼っている犬が同じような鳴き声をしたときは、遊びに行きたいときだからだろう。
しかし、この犬はそういいたいのではない。
つまり、この鳴き声は意味が定まっておらず、それぞれが勝手に予想しているだけなのだ。

これについては最後のほうでも述べる

これだけでは、「勝手に例を挙げて勝手に否定した奴」なので、言語全般について考えてみたい。

言語の要素

言語には必ず必要な要素が3つあると思っている。

それは

  1. 記号

  2. 文法

  3. 意味

だ。

記号

その言語を伝える際に表す媒体全般を指す。
そのため、これは文字としての記号である必要はない。

ここでいう「記号」に成り得るものは文字仕草電気信号などだろう。

文字はお分かりだろう。実際に多くの言語が文字による表現方法をもつ。
もわかるだろう。多くの自然言語は音声による表現方法をもつ。
仕草はたとえば手話だ。仕草によって情報は十分に伝えられる。
はたとえば狼煙や五色米だ。実用性は低いが、情報を持たせることはできる。
電気信号は電信やモールス信号、データのようなものだ。ある程度実用性があるだろう。ただ、英語などを変換しているだけのものも多く、個別の言語の記号といってよいかはわからない。英語などの表記方法のバリエーションの一つかもしれない。

文法

分かりやすいだろう。
これは記号を並べる法則を意味する。

いくら共通認識のある文字があってもそれの並べ方に共通認識がなければ、それは言語として成立しないだろう。

意味

表現を工夫すると、記号の羅列伝えたい情報との繋がりのことだ。
また、記号の羅列に付与された情報のことだ。

そこに記号の羅列があっても、意味のないものであれば、言語ではないだろう。そして、意味がなければ文法も存在し得ないのではないだろうか。

つまり「りんご」という単語が、単に「り」と「ん」と「ご」の3つの文字の羅列ではなく、バラ目バラ科リンゴ属の落葉高木の一種のことを指すのは、それに意味が付与されているからだ。

仮名文字は表音文字であるため解りやすいが、表意文字においても同じことがいえる。

「苹果」という単語が、単に「苹」と「果」の2つの文字の羅列ではなく、バラ目バラ科リンゴ属の落葉高木の一種のことを指すのは、それに意味が付与されているからだ。

言語に含まれるもの

数式

数字数学記号(=、+、-など)、変数記号(x、y、a、bなど)などの記号はあり、それぞれに意味も付与されている、もしくは(変数などは)ルールに従い数式内で定義されている。
文法もあるだろう。たとえば「2 + 3」という式を「+ 3 2」とかくことは数学においては基本的にないのではないだろうか(Lispなどの他言語ではみられる)。

手話

手指動作非手指動作が記号で、それぞれの動作やその組み合わせが意味をもつ。文法は日本語などに対応している場合もあれば、異なる構造をもつものもあるが、存在する。

楽譜

全く詳しくない分野だが。

音符音楽記号などの記号があり、特定の音階を指すなど、意味も付与されている。また、所構わず記号を書かれても、楽譜として成立しないため、文法も存在する。

化学式

化学元素記号数字、他の記号が使われるため記号があり、Hは水素元素を指すなど、意味も付与されている。また、ルールに従って、各記号を並べ、数字を与え、括弧で囲う必要があるため、文法も存在する。

コンピュータ言語

英数字記号を用いることがほとんどで、特定の文字列が特定の処理を指すか、ルールに従って意味が定義されるため、意味も付与されており、文法に従わなければシンタックスエラーとなる。

非言語

最初に述べた犬と飼い主の例についても考える。

まず記号についてだが、鳴き声という音の形で存在する。

だが、意味は曖昧だ。
実際に正しいとしても、その鳴き声と態度のもつ意味は犬と飼い主の間の共通認識というよりは、飼い主の学習の結果であり、犬からの積極的なコミュニケーションとはいいがたいと思うし、意味は飼い主が仮想的に付与したもので、あくまでも飼い主の予想だ。
文法は存在しないが、この例に関していえば、必ずしも文法の存在する必要はないとも思う。

よって、意味・文法・意味の3つの要素を持つことを言語の性質ではなく定義とするならば、この例は言語を介したコミュニケーションとはいえないと考える。

最後に

言語といわれると僕はこういったものすべてを含んだ概念を思い浮かべるまでになった。。

素人の戯言なので気にしないでいただきたいが、すこしでも共感してくれた方がいればうれしい。

そもそも、「言語」が日本語や中国語、英語などのような自然言語しかささないとしたら、「自然言語」という括りは不要ではなかろうか。

当たり前のことを長々と述べた気もするが、この記事は以上とする。

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