なぜアトピーが完治すると甘い物を食べても再発しないの?
こんにちは。
アトピー研究家の齋藤です。
第79回目となる今回は「アトピーが完治すると甘い物を食べても症状が再発しない理由」についてのお話です。
甘い物を食べると痒くなりますよね。
そのため、アトピーの原因は「甘い物(糖質)」と断言している方もいらっしゃいます。
しかし、アトピーが完治すれば甘い物を食べても、痒くなることはありません。
それはなぜでしょうか?
甘い物を食べると皮膚はどうなるの?
健康な人が甘い物を食べても、皮膚が悪化することはありません。
甘い物がアトピーの原因という説がありますが、健康な人がどれだけ甘い物を食べても、アトピーになることはありません。
この事を伝えると健康な方は「アトピーの体質ではないから」という反論がでてきます。
しかし、アトピーが完治すれば、甘い物を食べてもアトピーになる事はありません。
私はアトピーが完治した状態が15年間続きましたが、その時は、お菓子などを普通に食べていましたが、アトピーになる事はありませんでした。
アトピーになる体質があったとしても、アトピーが完治してしまえば、健康な方と同じように、甘い物を食べても、アトピーが再発することはないのです。
しかし、一旦、アトピーになってしまうと、甘い物を食べることで、痒くなったり、皮膚の状態が悪化します。
それはなぜでしょうか?
その理由は皮膚の状態が違うからです。
アトピーが完治している場合、皮膚は強くて丈夫です。
皮膚のタンパク質が強く結合しているため、甘い物を食べても、糖質は皮膚の中に入ることができません。
しかし、アトピーになると、症状がでている部分のタンパク質の結合状態が弱くなり、皮膚に小さな隙間がたくさんできてしまいます。
すると、甘い物を食べた時に、皮膚の隙間から糖質が入ってくるのです。
すると、皮膚のタンパク質に糖質がくっついてしまいます。
その結果、タンパク質の結合が切れてしまい、掻くとすぐに出血してしまうほどにまで、皮膚が脆くなっていくのです。
アトピーになるとアカギレができやすい理由
私はアトピーが完治している時は、アカギレができる事はほとんどありませんでした。
しかし、アトピーが再発した時は、アカギレの症状に悩まされました。
そして、アカギレの研究をしていた時に、分かったことがあります。
それは、指にアトピーの症状がある時に、甘い物を食べると、高確率で「アカギレ」ができるという事です。
それではなぜ、甘い物を食べるとアカギレができやすくなるのでしょうか?
その理由は、上記でお伝えした通り、糖質が皮膚のタンパク質にくっつくからです。
そして、弾力性がなくなり、皮膚が収縮できず、切れてしまうのです。
アカギレと言えば、冬になるものと思ってしまいがちですが、アトピーになると、皮膚が脆くなる事が原因でアカギレになります。
「夏」でもアカギレができますので、気温の低下や指先の冷えは関係ありません。
アカギレの写真は下記の記事で公開していますので、良かったら見て下さいね。
甘い物を摂ると腸も悪化する!
上記で説明した通り、甘い物と皮膚の関係は分かりやすいです。
しかし、甘い物を食べ続ける実験をした所、甘い物は皮膚以外にも悪影響がでる事が分かりました。
それは「腸内環境」です。
なぜ、甘い物を食べると「腸」の状態が悪化することが分かったのかと言えば、便のニオイが変わったからです。
つまり、糖質を多く摂ると、健康な便がでなくなるのです。
もちろん、腸に悪影響を及ぼすということは、甘い物は身体全体に悪影響を与えていると考えられます。
甘い物がアトピーの原因ではない理由
アトピーが完治すれば、甘い物を食べてもアトピーになることはありません。
その理由は、甘い物がアトピーの原因ではないからです。
丈夫な皮膚になれば、皮膚のタンパク質の結合が強いため、甘い物を食べても、皮膚の隙間に糖質が入り込む事はありません。
アトピーが再発した場合は、甘い物が原因ではなく、他の要因でアトピーになっているのです。
これは、お菓子など甘い物を食べずに、食べ物に気を付けているお母さんの母乳しか飲んでいない乳児でもアトピーが発症することから考えても明らかです。
しかし、健康の事を考えると、甘い物は身体全体に悪影響を与えるため、食べ過ぎない方がいい事は確かです。
そのため、アトピーの症状の有無を問わず、甘い物は控えるようにしてくださいね。
