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On the Way to Lifelong Learning ― 迷いながら進む、その先にある灯明

Masaさんへ、
私にNOTEで言葉を解放することを勧めてくれたMasaさんに送ります。そして、Masaさんからの締切のない宿題に、3ヶ月後の今日、ようやく提出できそうです。
私の「日本語教師の志(たぶん)」です。


迷いながら進んだ先にあるもの

私は、悩みながら、遠回りしながら、今の場所にたどり着きました。でも、振り返ると、そのすべてが役立っていると感じています。


家族と歩んだ道

3番目の子どもの大学進学が決まりました。必ずしも「いい母親」だったかと問われると、自信はありません。それでも、子どもたちに「歩き続ければ道は開ける」という背中を見せることはできたと思います。

昨日、留学生として来日し、日本の大学を卒業し、大手企業で管理職まで務めた40代の女性とZoomで話しました。彼女は会社を辞め、年明けに渡米し、大学院からやり直すそうです。その話を聞いて、戦中に高等教育を受けられず、47歳からコロンビア大学に挑戦した日本語教師の大先輩のことを思い出しました。語学学校から始め、大学、大学院と進み、私が非常勤講師をしている大学の日本語プログラムの礎を築いた方です。

私自身も、40代で突然ひとり親になり、孔子が『論語』で言った「四十にして惑わず」という言葉が身に染みて分かりました。大変でしたが、それ以上に、周りの人たちの温かさを知りました。


子どもたちと歩んだ道

まだ小さかった子どもたちの面倒を、「この子たちはお母さん違いの私の子どもだから」と言って、嫌な顔せずに見てくれた友人がいました。周りの支えがあったから、私は頑張れた。前に進む力をもらえたのです。
子どもたちは何も言わなくても、親をよく見ています。だから、私は恥ずかしくない人間でいたいと思います。


もう一歩先へ

「子どもたちとの生活を立て直すために、絶対に教員免許を取って、生活を安定させた方がいい」――そう背中を押してくれたのも、地元の友人でした。でも、本当にそれでいいのか?暗中模索の日々。論語にある「四十にして惑わず」なんて、スパッと割り切れませんでした。
海外引っ越しを繰り返し、4人のお母さんになりながら、細々と続けたオンラインでの日本語教師。NYでご縁があって大学の非常勤講師になれ、満足していた私に、**「ひとり親で生きるなら、公立高校の日本語教師にならないとだめ」**と、もう一歩先に出ることを勧めてくれたのも、地元の友人でした。
今振り返ると、その迷いや寄り道こそが、今の私にたどり着くための「必要な時間」だったのだと思います。**道は一つじゃない。どっちに進んでも、それが正解。**自分で選んだ道だから、誰かのせいにせず、自分で責任を取れればそれでいい。(20代の時に教えてもらった「自灯明と法灯明」という言葉を思い出します。)


日本語教師としての志

日本語教師として、私の子どもたちと同世代の生徒と日々接しています。自分の子どもたちに見せたい姿勢を、教室でも見せるようにしています。不器用な私にできるのは、それだけ。でも、頑張っている大人が近くにいる子どもたちは、何かを感じ取ってくれる。それでいいんです。

アメリカには外国語教育のナショナルスタンダードがあります。World-Readiness Standards for Learning Languagesです。5つのゴール(Communication, Cultures, Connections, Comparisons, Communities)と11のスタンダードがあり、最後の理念は「Lifelong Learners」。私は高校生や大学生と関わるのは、彼らの長い人生のほんの一瞬。でも、K-16を終えてもなお、学び続けることが人生を豊かにする。私自身がそうだったように。


学びは人生そのもの

ライフワークバランスという言葉をよく耳にしますが、私はアンバランスであることを特に気にも留めません。重要なのは、LifeにもWorkにもLearningがあるということです。LifeとWorkで均衡を取るよりも、Learningを実感できる生き方がいいと思うからです。どんな人生も、Lifelong Learningの一部分なんです。

今、与えられた自分の役割を懸命に生きる、ただただそれだけでいいと思います。そんな哲学的なことは、子どもたちに言葉を並べても伝わりません。見せるしかない。どっちに行ってもLearningがあり、どっちに行っても私なんです。道は一つじゃない。選んだ道を歩き続けること、それが大切だと思います。

母として、移民として、子どもを育ててきた私にとって、毎日がLearningです。Lifelong Learnerを目指すというより、人生そのものがLearningの連続なんです。だから、私はこれからも歩き続けます。そして、その背中を、子どもたちにも、生徒たちにも見せていきたいと思います。

たぶん、これが私の志です

迷った方が、Learningは深くなるものです。迷っても、歩き続ける――その先に、自分でLearning Experience Designerになる力を、K-16の後に意識できれば、人生はきっと、もっと楽しいはずです。「迷ってもいい。でも、歩き続けることが大切。」――そんな背中を、これからも見せ続けたいと思います。

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