高市早苗と熊ノ木節

高市総理の台湾有事発言で 世間が揺れている

筒井康隆の小説に 
『熊ノ木本線』というのがある
昔読んだ話しなので デテールが間違っているところは ご容赦願いたい
トロッコ列車しか通らない田舎の路線沿いにある小さな村に 主人公は一泊することなる
その夜は たまたま宴会があり 村人たちが三々五々集まり酒肴に興じる
夜が更けると共に酒席は次第に盛り上がり その中のひとりが 村に伝わる『熊ノ木節』というのを歌い出す
それを順番に何人かが歌って それぞれ盛り上がるのだが 主人公は歌われる詞にパターンがあって その部分に盛り上がる という事に気づく

なんじょれ 熊ノ木
なんじょれ 猪ノ木
○っけ○ったらか
□っけ□ったらか
△っけ△△△△△△△

この○□△に 五十音の一字を入れて歌うのである
ひとりが歌う度に 皆 大盛りあがりである
そこで酒も進み 楽しい気分になった主人公が みんなの輪の中に躍り出て歌い始める
思わぬ飛び入りに 村人のボルテージも否応なく上がる
歌い終わって大盛り
と思いきや ふと周りを見渡すと みんな気まずそうな顔をして沈みこんでいる 空を仰いでいる者さえいる

後でこう説明される
あんたは それを歌うと この世がぶっ壊れるとされる本歌を歌ったのじゃよ

ところで 『熊ノ木節』の本歌は 主人公以外 みんな知っていた
だから盛り上がれるのだ
この主人公に悪意があったわけではない

歴代総理も『台湾節』の本歌を知っていたけどあえて曖昧にしてきた

今回 本歌を歌ってしまった高市早苗は 本歌を知っていたのだろうか?
知らなかったのだろうか?



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