見出し画像

創作大賞2026応募作『数字の向こう側』 人物相関図・登場人物紹介

はじめに

創作大賞2026 お仕事小説部門 応募作品
『数字の向こう側』

 本作は財務省を舞台に、若き官僚が財政規律と国民生活の狭間で奮闘する社会派お仕事小説です。

 この記事では、登場人物の関係性を相関図にまとめ、各登場人物の紹介も併せてご用意しています。物語を読み進める上での参考にしていただけましたら幸いです。


【 人物相関図 】

※画像をタップ・クリックすると拡大してご覧いただけます。

【 登場人物紹介 】

▶ 隼瀬 直人 と 川島 康弘

隼瀬 直人(はやせ なおと)
財務省主計局 主査 32歳 🟡バランス派

 物語の主人公。財政規律を守ることを使命と信じてきた若手官僚。水野との出会いをきっかけに「数字の向こうに人がいる」と気づき、緊縮でも積極でもない第三の道を模索する。真面目すぎて自分を責めてしまうことも多いが、それでも諦めずに歩み続ける。

川島 康弘(かわしま やすひろ)
財務省主計局 主査 32歳 🟡バランス派

 隼瀬の同期で相棒。誰より早く動き、仲間のために体を張れる行動力の持ち主。政府効率化推進室(日本版DOGE)に出向し、歳出削減の最前線に立つ。結果が出ないと自分を見失ってしまうという一面も持つ。


▶ 片桐政権(内閣)

片桐 沙織(かたぎり さおり)
内閣総理大臣 64歳 🔴積極財政派

 中小企業経営者出身の改革派総理。積極財政への転換を掲げ、市場の荒波の中で「逃げない」覚悟を貫く。信念が強すぎるゆえに孤立しやすいが、それでも退かずに突き進む。

高梨 柚月(たかなし ゆづき)
財務大臣 66歳 🟡バランス派

 元財務官僚出身の国会議員。対立する意見の間に立ち、着実に物事を動かす実務能力が卓越している。片桐政権を支える現実派。

水野 隆一(みずの りゅういち)
内閣官房参与 68歳 🟡バランス派

 元日銀総裁の経済学者。ドーマー条件を軸に成長重視の財政論を展開する。権威や立場に関係なく、真実だと思うことを真っ直ぐに言える。隼瀬の理論的な師。


▶ 財務省(主計局)

大山 宗治(おおやま むねはる)
財務事務次官 62歳 🔵緊縮財政派

 「財政破綻から国を守る」という信念を持つ緊縮派の重鎮。最悪の事態を想定し、組織と国民を守ろうとする責任感は本物。隼瀬たちと対立しながらも、その胸には同じく国を想う心がある。

藤田 博(ふじた ひろし)
主計局長 58歳 🔵緊縮財政派

 主計局の実務トップ。大山次官の意向に忠実に従い、組織の安定を最優先に動く。隼瀬の左遷命令も粛々と伝達するなど、緊縮派の論理を実務として執行する立場。

石渡 正文(いしわたり まさふみ)
主計官 53歳 🔵緊縮財政派(🟡バランス派)

 隼瀬の直属の上司。かつてプライマリーバランス目標の廃止を唱えて組織で干された経験を持つ。表向きは緊縮派として振る舞いながら、内心では改革を支持し、隼瀬を陰から支え続ける。

中村 健二(なかむら けんじ)
主計官補佐(総括) 41歳 🔵緊縮財政派

 データと論理を武器に隼瀬の甘さを容赦なく指摘する論客。誰も気づかない制度の穴や矛盾を見抜く批判的知性が鋭い。その厳しい批判が、隼瀬を鍛え上げていく。


▶ 若手チーム(経済財政諮問会議 作業部会→成長投資推進本部)

三浦 英治(みうら えいじ)
経済産業省 資源エネルギー庁 課長補佐 33歳

 経産省の若手官僚。産業と現場への愛着が強く、数字を現場の言葉に翻訳できる熱血漢。エネルギー・産業分野の成長戦略を担当。感情が先走って議論が空回りすることもある。

白石 理央(しらいし りお)
厚生労働省 保険局 課長補佐 31歳

 厚労省の若手官僚。制度の影で困っている人の声を拾う細やかさがある。社会保障の持続可能性を検討する担当として、現場主義を貫く。様々なことを心配しすぎて、自分の意見を最後まで言えないこともある。

森川 拓也(もりかわ たくや)
内閣府 政策統括官付 参事官補佐 34歳

 内閣府の若手官僚。全体像を見渡して各省庁の利害を整理する調整力を持つ。省庁間の壁を越えた政策調整のかなめ。俯瞰しすぎるあまり、当事者意識が薄く見られることがある。


▶ 隼瀬の家族

隼瀬 優子(はやせ ゆうこ)
隼瀬の妻 32歳

 パート主婦。多くを語らず、静かに夫を支え続ける。夫の仕事を信じて何も言わずに待てる強さがある一方、自分の不安や寂しさを一人で抱え込みがちでもある。

隼瀬 陸(はやせ りく)
隼瀬の長男 8歳

 活発で好奇心旺盛。父親大好きな小学3年生。「パパが頑張れば、みんな幸せになる?」という純粋な問いが、隼瀬の心に深く刺さる。

隼瀬 湊(はやせ みなと)
隼瀬の次男 3歳

 無邪気で父親大好きな幼稚園児。積み木を積んでは壊れても笑って積み直す姿が、隼瀬の癒しとなる。


【 用語解説 】

 あわせて、作中に登場する専門用語の解説もご用意しています。

創作大賞2026応募作『数字の向こう側』用語解説


おわりに

 本編はTALESにて公開中です。完結済みですので、一気読みが可能です。もしよろしければ、お読みいただけましたら幸いです。


いいなと思ったら応援しよう!

Naga 最後までお読みいただき、本当にありがとうございます♪ 応援やご感想などいただけましたら、とても嬉しいです😊 いただいたチップは、今後の創作活動のために大切に使わせていただきますね✨