いさ百貨店漫遊記 領収書番号の矛盾
説明責任を求める根拠
何よりも、私が政治資金をプライベートな飲食で使ったことなど、一度もありません。そこは、はっきり申し上げます。 政治資金は1円以上、すべての領収書は公開されます。 だから、何に使ったか、しっかりと説明できるものにしか使っていません。(いさ氏のX投稿を引用)
そうですか。しかし、伊佐進一衆議院議員のこの言葉にはたして説得力はあるだろうか?
筆者は伊佐進一後援会の収支報告書を実際に読んで彼の政治資金の使途に強い疑念を抱いたからこそ、領収書および少額領収書まで開示請求して写しを入手した。そして、領収書を実際にこの目で確認し、伊佐氏の政治資金の使途についての疑問がなくなるどころかあらためて強く疑う結果になった(政治資金規正法の虚偽記載、記載義務および領収書提出義務違反の疑い、公職選挙法違反の疑い、場合によっては選挙区有権者への寄付にあたるのではないかとの疑い)のでそのことを世に広く知らしめたいと思い、氏に訴えられることも覚悟して「いさ酒場放浪記」と題したnote記事を書いた。
今回、図らずも筆者の意図しなかった経緯で記事が拡散されたことには正直驚き、戸惑いもしたが、記事に関しては伊佐氏が代表を務める政治団体の収支報告書、領収書、少額領収書の内容を精査したうえで疑問を提起しているので自信を持っている。伊佐氏が自らの政治資金につき、今後は誤解を招くような使途は改めると表明するなり率直に反省するなりすれば、これ以上の批判をするつもりはなかった。
しかし、「ほかに、まだ、なんか指摘ありました?」にはブチぎれた。
国会議員だぞ。いくらなんでもその言い草はない。ものにはいいようというものがある。性根が腐ってんじゃないか?
まるで、「センパ~イ、まだなんかあるんすか?」と不良漫画に出てくるみたいになめくさった態度で因縁をつけられたような気がしたので、しまいかけていた膨大な領収書の写しをあらためて読み込んで、気付いた疑念を指摘していくことにした次第である。
読者にはぜひ拙記事を読んでいただき、「やぶ蛇だったな」「自業自得」「雉も鳴かずば撃たれまい」などと思っていただければ幸いである。
(見出し画像は伊佐進一後援会令和3年収支報告書その他支出の少額領収書の写しを入手した際、「こいつ、政治資金でガリガリ君買うとる」と衝撃を受けた某コンビニのレシートと伊佐の領収書に頻出するどの店舗でも数年にわたってみられる特徴的な領収書のあて名の筆跡)
令和3年伊佐進一後援会の少額領収書における領収書番号の矛盾
伊佐進一後援会の令和3年の少額領収書のなかに、ある百貨店の領収書の領収書番号が時系列とあっていない、矛盾するものがいくつも見られた。以下にあげる領収書について、「何に使ったか、しっかりと説明」していただきたい。ただし、領収書の発行者を責めたい訳ではないので、当時の伊佐氏の選挙区内の百貨店とだけ言っておく(ほとんど自明だが)。
1Fサービスカウンターでの領収書日付、領収書番号、名目、金額

名目 領収日 実際の発行日 領収書番号 金額(円) 領収日発行日の不一致
飲食代 1月20日 1098290 2090円
お菓子代 7月3日 7月24日か 1101778 4317円 有り
菓子代 7月10日 1101225 4567円
お菓子代 7月14日 7月17日 1101293 1404円 有り
お菓子代 7月15日 7月17日 1101292 4374 円 有り
お菓子代 7月15日 7月17日 1101291 6318円 有り
お菓子代 7月27日 1101843 2807円
お菓子代 9月15日 10月4日 1102742 1987円 有り
お菓子代 10月12日 10月22日 1102961 4881円 有り
お菓子代 10月12日 10月22日 1102962 8640円 有り
お菓子代 10月22日 10月22日 1102963 1188円
菓子代 10月27日 1102992 1284円
お弁当代 6月26日 1100979 8370円
お弁当代 7月3日 7月24日か 1101779 7992円 有り
弁当代 7月10日 1101224 8640円
お弁当代 7月17日 7月17日 1101290 1188円
弁当代 10月4日 10月4日 1102741 2029円
お弁当代 10月5日 10月6日 1102758 3240円 有り
お弁当代) 10月6日 10月6日 1102759 1944円
お弁当代) 10月7日 10月22日 1102964 1620円 有り
お弁当代 10月8日 10月22日 1102965 1720円 有り
お弁当代 10月12日 10月22日 1102966 3313円 有り
お弁当代 10月13日 10月22日 1102967 2818円 有り
なんとかエクセルの表を貼りつける事ができたが、小さくて読みにくいので本文でも記した。それでもわかりにくい点はご容赦願いたい。
表の領収書番号のカラーは同色が連番であることを示している。とすれば連番の領収書は領収日が一番あとの日付の日に一度に発行し直させたと考えられる。
金額の赤の部分は同日の会計を合算すると1万円を超えるもの。弁当と菓子ならともかく、菓子同士でも見られることからやはり送り先云々は虚偽説明で1万円を超えるのを嫌って会計していたと筆者は強く疑っている。
また、後日サービスカウンターで一度に発行し直させるなら同日のレシートは合算してよいはずなのにそれもしていない。これはやはり1万円以下で領収書をもらうことに相当執着しているといえ、少額領収書にしたい思惑でやっているとしか考えられないのではないだろうか。
疑問点① 1Fサービスカウンターでの領収書発行
この百貨店にはさまざまな店舗が入っており、現に伊佐進一後援会でも百貨店内の各店舗で発行された領収書が何十枚もあるにもかかわず、なぜわざわざサービスカウンターで領収書を発行させたのかが気になった。手書きの領収書をもらうためかもしれない。しかし、2021年10月24日、コンビニであて名のないブレンドS3点、計300円のレシートや、7月24日、同系列のコンビニ(これもあて名なし)で、ガリガリ君ソーダ15点とレジ袋計1128円のレシートも普通に出している。サービスカウンターで領収書を発行させているということは、一度会計を済ませたレシートをサービスカウンターまで持っていき、レシートと手書きの領収書を引き換えたと考えられる。とすると、品目が政治資金にそぐわないと考えたからではないか?コンビニのコーヒーやガリガリ君のレシートすらそのまま出しているのに百貨店のレシートをサービスカウンターで発行させ直しているということは、日常の食材購入など私的流用が強く疑われるか一目瞭然の品目だったからではないのか?
疑問点② 領収書発行日と領収日が一致しない領収書の存在
上記の表をみてもらえばわかる通り、領収書番号が日付順になっていないものが複数見られるうえに、領収日が別日であるにもかかわらず、領収書番号が連番になっている領収書がこれも複数あった。令和3年伊佐進一後援会の某百貨店1Fカウンターで発行された領収書23枚のうち、領収書番号から領収日と領収書発行日が違うと判断できるものは13枚、半数以上もある。特に10月7日から10月22日までのお菓子代、弁当代の7枚の領収書は1102961から1102967まで7枚連番。22日に7枚出し直させたはずだ。握手会じゃあるまいし、相手に手間をかけさせることを何とも思わないのだろうか?アイドルなら喜ぶかもしれぬが(違うか)なんでこんなめんどくさい事をさせるのかといぶかるのが普通だろう。
伊佐氏に問う。これで国会議員の適切な政治資金管理、領収書管理を行っているといえるのか。後日、レシートと手書き領収書を引き換えるならどうして当日すみやかにそうしないのか。これでは政治資金の私的流用を疑われて当然ではないか。プライベートで1円も使っていないといくら言っても口だけ、全く説得力がない。他人の疑惑を追求してる場合じゃないと筆者は思うし、皆そう感じたからこその炎上だったのでは。お前が言うな、ということだろう。
ついでに言うと令和3年は10月31日に衆議院選挙が行われ、その直前の時期に集中的に弁当が購入されている。コロナ下での選挙直前の時期に複数の弁当を購入していたことにもなる。この百貨店では公示日以降の領収書は2件だけだが、令和5年の統一地方選直前にも3月4月に伊佐氏の選挙区市域で集中した弁当の購入がみられ、その点についても筆者は強い疑念を抱いていると申し添えておく。
伊佐進一衆議院議員の誠実な説明を求めたい。なければ追及し続ける。
