いわくつきの場所で成功する方法
家の近所にあたらしいラーメン店ができた。
「東京海老トマト」というお店で、2年前に西新宿で創業したあたらしいブランドの3店目。

エビ出汁スープを売り物にしたラーメン店といえば「えびそば一幻」という店がパイオニア。
東京エビトマトの一号店は、その一幻の近くで真っ向勝負をし見事生き残った実力派です。
ちょっと気になり試してみました。
初体験。
メニューはエビトマトラーメンのバリエーションだけ。

基本の「東京海老トマト」を注文しました。
店の外までエビの香りが漂ってきて、店に入るとそれが一層強烈になる。
かなりの迫力。
でもとんこつ系の臭さのような嫌な匂いじゃないから待つのは苦じゃなくたのしい。
5分ちょっとで料理は完成。

トマト色のスープに細めのストレート麺。
低温調理の薄切りチャーシューに茹でキャベツ。ネギに胡麻があしらわれ薄切りのバゲットが一枚添えられているのが独特。
ビスク仕立てということでしょう。エビの匂いが湧き上がる。
スープは洋風。
トマトの酸味や甘味、旨みがベースにあってそこにエビの香りや旨みが混じってトマトスープで割ったビスクのような味わい。
エビの殻を砕いて混ぜているのかなぁ…、若干ザラつく喉越しが嫌味じゃなくて、むしろ本物感を演出してる。
旨みは強い。
強いけれども後口がさっぱり感じるのはトマトのおかげなのでしょう。
なかなかおいしい。

麺がこれまた独特で、コシとハリがかなり強くて持続する。
歯切れ感がよくって、コツコツ奥歯を叩いて壊れる感じるまるでアルデンテのパスタを食べてるような感覚。
オモシロイ。

低温調理のチャーシューはそのまま食べるよりもスープに沈めてあっためて、スープと一緒に食べるとどこかイタリア料理を食べてる感じがしておいしくて、茹でたキャベツがキュッキュと潰れる感じも軽快。
奥歯や歯茎をくすぐったくするよきトッピング。
よく考えてるなぁ…、って思う。

バゲットを最後に残してスープに沈めて食べるとこれが
またおいしくて、ちょっとハマってしまいそう。
ところでこの店がある場所は「いわくつきの場所」。入るテナントがどれも長続きせず変わり続ける場所だった。
この店は今のところ続いていきそうな予感がするのがうれしくて、なぜなんだろうと考えてみる。
「つぶれない店」の話です。
いわくつきな歴史
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