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趣味は「映画鑑賞」って書いてもいいですか?~薄口な映画感想文~#42

映画タイトル:ノックノック(原題:Knock Knock 2016年6月11日公開 未視聴コレクション)
監    督:イーライ・ロス
出    演:キアヌ・リーヴス、ロレンツァ・イッツォ、アナ・デ・アルマス、アーロン・バーンズ、イグナシア・アラマンド 他
鑑  賞  動  機 :キアヌ・リーヴスとアナ・デ・アルマスが共演した映画だから PartⅡ
 
ストーリー :建築家のエヴァン(キアヌ・リーヴス)は芸術家のカレン(イグナシア・アラマンド)との間に2人の子供を授かり、社会的にも成功を収め幸せな毎日を送っていた。父の日の休日、家族旅行の予定が急な仕事が入り一人留守番をすることになったエヴァン。爆音で音楽を掛け仕事に集中していたが、誰かがドアをノックしている。エヴァンが様子を見に行くと、玄関には、ジェネシス(ロレンツァ・イッツォ)とベル(アナ・デ・アルマス)と名乗る2人の美女がいた。2人は大雨に振られてずぶ濡れで家に入れてほしい、と懇願する。最初は警戒していたエヴァンだが、寒そうな2人を見かねてつい家に入れてしまう。最初は大人しくしていた2人だが、徐々に卑猥な話をしたりしてエヴァンに過剰に接し始める。堪りかねたエヴァンはタクシーを呼ぶが、タクシーが到着した頃に2人はバスルームで大騒ぎを始めていた。エヴァンはなんとか2人をタクシーで帰らせようとするが、逆に2人に誘惑され、ついに一線を越えてしまう。翌朝目覚めたエヴァンはキッチンで傍若無人振りを発揮する2人に激高し警察を呼ぼうとするが、2人は「自分たちは15歳、あなたは刑務所行きよ」と言われ抵抗できなくなる。しかし、やはり我慢が出来なかったエヴァンはどうにか、2人を追い出し、悲惨な状態になっていた家を片付け、再度仕事に集中していると、いつの間にか2人の侵入を許してしまい、恐ろしい拷問を受ける事になる。
 
☆薄口な感想
 本作を観る前から、「主人公が〇のおかしい2人とヤっちまったことから、酷い目に遭わされ、最後は土に埋められる」、という大筋は知っていたけど、その過程がこんなにも胸糞だとは予想していなかった!!
 
 主人公のエヴァンは作中何度も、「自分は善人だ!良い夫、良い父親だ!」と自分から話したり叫んだりしているんだけど、でも、ヤっちゃったよね、だから、こんな目に遭うんだよね、という批判があるかもしれません。
 
 ただ、伏線はあったよね。
 
 本編は冒頭、早朝のエヴァン・カレン夫婦の寝室で夫婦の“セッション”が始まるところからスタートしていたよね。
 しかも、盛り上がったところで、子供たちが乱入する、というお決まりの“中断”で主人公は3週間待った挙句の“お預け”を食らっていたよね。
 しかも、妻から、“続きは帰ってからね♡”みたいな事を言われりゃ、それまで”得物”を磨いて待っているよね(笑)。
 43歳の健康なオトコにとっては、結構これはツライよ~(笑)
 その夜に美女2人から、導火線むき出しの爆弾状態のオトコが誘惑されてみ、そりゃぁ、間違って導火線に火が付く事もあるでしょうよ。
 
 という、男にとっては分かりやすい伏線が張ってあるので、一方的に主人公を責めるのは勘弁してあげてほしい。
 
 逆に、ジェネシスとベルの2人の暴れっぷりが本作を観る前の予想の遥か上を行っていて、脳がバグって防衛本能が発動し、観るのを止めよう、と思ったくらい。
 
 とにかく、2人の暴れっぷりが凄まじく、他人の家なのに手当たり次第に破壊、落書き、無断使用を繰り返していくので、観ているコチラも、何でコイツらはこんなに暴れまわるのか、と主人公と同じ心境で傍観するしかない。
 
 で、そのうち、この2人は何故こんなことをするのだろう、とその理由を探し始めるんだけど、恐ろしい事に、15歳とヤってしまったこと以外思いつかない。
 
 しかも、当初2人は、職業は国際線のCAです、みたいな事を言っていたし、相応の化粧をしていたのでまさか15歳だとは思わないでしょう。しかも、誘ってきたのは2人からで、主人公に至っては、最初拒絶していたし。
 
 そして、なぜ、主人公のエヴァンはこの2人からの拷問を受け続けなければならないのか?
 
 これも、良く解らない。何で? 何度思い出しても、合理的な理由が思い浮かばない。
 
 私も、仕事柄これまでもいろいろな方とお話をする機会があり、中には、全く話が嚙み合わない、という人もいました。とにかく話が合わない人は疲れます。
 
 この2人の異常振りは、中盤で展示会に出品する作品を引き取りにきた、(恐らく美術商かイベント関係者の)ルイス(アーロン・バーンズ)が2人が侵入者であることに気付き、警察に連絡しようとした際に揉めて〇してしまっても、「転んだルイスが悪い」、「ルイスが転ぶような作品を放置していたカレンが悪い」、と言いながら笑い転げているんだよね。何なのこの人たち。いや、そもそもお前らが不法侵入して暴れまわるからこのような悲劇が起きるんだろうが!って、結構大きめの独り言を言ってしまいましたよ。
 
 冒頭で述べたように、最終的にはなんだかんだで土に埋められてしまう主人公エヴァンなんだけど、途中、何度か反撃の糸口を掴みかけるだけど、その都度2人が絶妙のタイミングでエヴァンの基に戻ってくるんだよねぇ。
 本当に、主人公は最後まで良いとこ無し。やられっ放し。
 しまいには、キアヌ・リーヴスは何でこんな映画を作ろうと思ったんだろう、と思ったくらい。
 
 本作を観るときこの作品のジャンルは何か?なんて考えてもみなかったけど、これ、ホラー映画なんだって。ホラーって怪奇現象だけではないんだね、良く、人間が一番怖い、というけど、本作は正にそれ!
 
 本作は1979年10月6日(日本)公開された、「メイク・アップ(原題:Death Game)のリメイクですって。
 その映画に〇のおかしな女役で出演していたコリーン・キャンプは本作にも出演しています。
 
 DVDでは、エンディングの別ヴァージョンが収録されており、それだと、少しは気持ちが晴れます。
 私は、このエンディングも込みで1本の作品として理解する事で気持ちを鎮めることが出来ました。
 
 全体的に胸糞だったけど、救いは、アナ・デ・アルマスが金髪で綺麗だったことかな?
 
 ちなみに、この撮影時、アナ・デ・アルマスは英語の台詞を全て音として記憶していたそうです。スゲェ。
 
 この作品は、心身ともに調子が良いときに観る事をおススメします。

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