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FIRE日記|治験最終日!144時間の「無言の職場」生活と私がまた受けたい理由|128日目

遂に、治験が終わった……!!

6泊7日、入院時間にして実に144時間。
まるまる6日分の隔離生活からの解放である。

ずっと一定気温に保たれた無機質な病室から外に出た瞬間、「あっっっつ!!!」と声が出たが、それすらもシャバの空気を感じられて心地よかった。

今回は、やっと解放された開放感と共に、「治験って実際どうなの?」「どう過ごしたの?」というリアルな体験談を書き残しておきたい。

※あらかじめお断りしておくが、何に効く薬でどんな検査をしたかなどは守秘義務があり書けない。あくまで一般論と、私の病室での過ごし方についてのレポートである。

■ 「治験はどうだったか?」への個人的な結論

まず結論から言うと、「思った以上に大変だった」というのが正直な感想だ。

144時間のうち、睡眠時間以外はほぼ拘束時間がない。体感として「何もしちゃダメ」な時間は2時間程度だったと思う。つまり、過ごす時間の98%が「暇つぶし」になる。

しかし、運動は禁止。真っ白な壁に囲まれた病室から一歩も出ることはできず、自販機や売店なども一切使えない

ちょっとした机とベッド以外何もない白い空間で、外の空気すら吸えず、持ち込んだ暇つぶし道具とテレビだけで1週間をやり過ごすのだ。これが存外にキツイ。

集まった人間は20人以上いるのに、この144時間で発した言葉は、電子レンジで弁当を温める際に交わした短いやり取りだけだ。

私が「先、どうぞ」と譲ると、相手が「いえいえ、先どうぞ」と返し、私が「ありがとうございます」と受け取る。本当にこれだけ。

唯一の人間らしい会話といえばそうだが、極めて無機質なやり取りだった。

家なら好きな格好、好きな体勢でリラックスできるが、無機質な空間と「変に大量にいる他人」のせいで、家とは明らかに異なる緊張状態がずっと続く。
メガネと骨伝導イヤホンとマスクをずっと付けっぱなしで耳も痛くなる。

「他人と一緒にいるのに誰とも喋らない空間」というのは、家で1人でいるよりもずっと精神的に大変なのだと痛感した。

例えるならば、「職場で144時間過ごしてください。仕事はしなくていいですが、誰とも口をきいてはいけません。寝るのも職場の大部屋です。暇つぶしはご持参ください」くらいの条件だろうか。このリラックスできなさが伝わるだろうか?

■ 144時間で16万円。これをどう捉えるか

今回の報酬は、144時間の拘束で16万2,000円。
実質的な拘束時間を「2時間」と捉え、1日単位で換算するなら日当2万円を超える破格の割のいい仕事だ。

一方で、144時間全てを拘束時間として割り戻すと、時給1,125円と最低賃金より少し良いくらいの計算になる。

細心の注意を払った検査とはいえ、未認可薬の試験ということもあり、かなり賛否は分かれる仕事(厳密にはボランティアだが)だろう。

常識的に考えて、病院や製薬会社も「万が一」の事態は絶対に出したくないため、相当綿密な検査を何度も行うし、想定される副作用もしっかり説明してくれる。もちろん「絶対安全」とは言えないが、検査する側も相当慎重であることは事実だ。

そのうえで、休薬期間が終わったらまた受けたいか?と聞かれたら、私の返答は「また受けたい」である。

まず、血圧などの健康基準を満たさないと治験は受けられないため、私の中で露骨に健康意識が高まった。血圧計も買ったし、今回を機に食生活を見直そうと本気で思えたのだ。

また、私には元々長寿思考もないため、新薬が世の役に立つなら本望だ。

そして何より、これだけ少ない日数で「プロデューサー活動費(推し活費用)」をガッツリ稼げる選択肢は、そうそうないからだ。

■ 暇つぶしの全貌と誤算

最後に、この過酷な精神と時の部屋で、私がどう暇つぶしをしたのか書き残しておく。

・ルービックキューブ
妻に買ってもらった。何も見ずに完成できるようになり、自己ベスト3分16秒を記録。

・dアニメストア
新たに契約した。『BIRDIE WING』全25話、『スクライド オルタレイション』視聴。

・読書
『DIE WITH ZERO』、『ストリートファイターリーグから見るeスポーツの未来』読了。

・漫画
病室にあった『シグルイ』全巻読破。

・ゲーム
たまごっち、キャノンダンサー、雀魂(※4ランク昇格)

個人的には、持ち込んだルービックキューブを揃えられるようになったのが一番の収穫だった。

しかし、誤算もあった。持ち込んだ暇つぶしの半分は未着手に終わったのだ。わざわざ買った名作ゲーム『UNDERTALE』にも結局触れなかった。

1日16時間も暇つぶしをしようとしても、人間の集中力はそんなに持たない。気分転換が全くできないこの空間では、一度集中力が切れてしまうと、その日の残り時間を「ただただ虚無で過ごす」ことになり、それが一番の難関だった。

さて、今夜は流石に好きなものを食べたい。
妻が予約してくれた居酒屋で、シャバの飯と酒を堪能する打ち上げだ。これが今の私にとって、何よりの楽しみである。

おわりだよー(o・∇・o)

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支乃家ユキ プロデュース活動(俗に言う推し活)は命を賭けるFP1級無職です。いただいたサポートは「複利で増やす」ことはせず、アイマスを中心に「今しか得られない感性の経験値」に全力で全ツッパさせていただきます!

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