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【中学受験】『管理』vs『放任』、『強制』vs『話し合い』。バランスとタイミングが大事。

成績が伸び悩んでいるご家庭の特徴は、
『頑なに同じ子をやり続ける』傾向があります。

徹底的に管理して、わんこ蕎麦のように次から次へと課題を渡して、きちんとやるように強制する。これをやるすぎると、子供は反射で解いてしまい、何も考えなくなります。つまり、自分でじっくり考えることはしなくなります。当然思考力は身につきません。

逆に、本人の意思に任せて放任してしまうと、ほとんどの子は自分の好きなところしかやりません。暗記モノは穴だらけ、算数の苦手な単元は、恐ろしいほどできません。

放任主義のご家庭は本人の意思を大事にしますので、何か問題が起きた時も話し合いをします。『親が子供に話して、子供が納得して、自分で考えて動く。』ということを、とても大事にします。
理想としてはその通りだと思いますが、『自分のやっていることの恐ろしさ』に気が付かない子と、いくら話し合いをしたところで、あっという間に元に戻ります。現実問題として、何度も裏切られているはずなんです。

結局のところ、管理し過ぎも、放任し過ぎも、強制し過ぎも、話し合いするだけでもダメなんです。その子のその時の状況によって、うまく使い分けるべきなんです。
『言われたことをちゃんとやらない』のであれば、ちゃんとやるまで管理すべきです。
『自分の頭で何も考えてない』のであれば、時間は少し無駄になるように思えますが、ヒントをあげずに考え抜かせるべきです。また、何度か失敗させるべきです。
『何度言っても約束を守らない』のであれば、親からのトップダウンで強制すべきです。『ダメなものはダメ。いいからやりなさい!』と、強制すべきです。
『自分一人でどうしていいかわからず、かなり悩んでいて元気がなくなっている』のであれば、まず子供の話を真剣に聞いてあげて、その後に一緒に話し合い、一緒に悩んで解決策を見つけてあげるべきです。しっかり寄り添って、親の愛情を感じてもらうことが大切です。

このようにうまくバランスを取ってあげるべきなのですが、1番難しいのは『どのタイミングで行うか?』ということなんです。これは子供をよく見ていないと、絶対にわかりません。
また、子供がかわいくて仕方がないと、どうしても手を出したくなります。
逆に、子供との間に距離があると、肝心なことをズバッと言いにくくなります。

子供の状況を毎日毎日客観的に把握した上で、自分の主観的な想いは捨てて、子供にとって必要なことを、絶妙なタイミングでやってあげてくださいね。
『うちの親は自分のことをよく見てくれている。』と子供が思うと、親の愛情を感じ、親からのアドバイスも素直に聞くようになる気がします。表向き子供想いの発言の裏に隠れた、親の欲や親都合の言動を見透かした瞬間に、子供は話を聞かなくなる気がします。

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