👉「選ばれるシステム会社」の裏側。なぜ、私たちが提示する「見積もり」にはNOと言われないのか
開発現場の「不都合な真実」を直視せよ
システム開発の現場において、多くの顧客が抱えているのは「システムそのもの」に対する不安ではありません。「本当に納期通りに、予算内で、動くものが上がるのか」という、人間への不信感です。
20名の開発組織を率いる中で、私が最も大切にしているのは「コードを書くこと」以上に、この**「顧客の不安という名のバグ」をどうデバッグするか**という点です。
正直に言います。見積もりが通らない、コンペで負ける、継続案件に繋がらない。その原因は、あなたの技術力の不足ではありません。**「顧客の抱えるリスクを、言語化して取り除けていないこと」**にあります。
今日は、開発会社である私たちが、コンペ勝率を劇的に上げ、相見積もりでも選ばれ続けるための「信頼構築の技術」と「提案の型」をすべて公開します。
第1章:顧客が本当に買っているのは「システム」ではない
システム開発の提案資料で、機能要件や技術スタック(どの言語を使うか等)を詳しく語るのは、実は二流のやり方です。顧客はエンジニアではありません。彼らが喉から手が出るほど欲しいのは、以下の3つの「約束」です。
1 「失敗しない」という安心感(過去の事例と、リスクの先出し)
2 「ビジネスの加速」という未来(これを入れることで、彼らの業務がどう変わるか)
3 「透明性」という誠実さ(何ができて、何ができないかを先に言う)
私が提案資料を作る際、必ず最初に書くのは機能一覧ではありません。**「このプロジェクトが失敗する可能性のある要素は何か、それをどう回避するか」**という、あえてのリスク提示です。
「御社にはこの開発環境だと、この部分で工数が膨らむリスクがあります。だから、あえて今回は段階的なリリースを提案します」
このように、自分の利益を削ってでもリスクを指摘する。これが「この会社は、自社の利益よりも私たちのプロジェクトの成功を優先してくれる」という最大の信頼になります。
第2章:私が使っている「案件獲得率を上げる」提案構成と質問テンプレート
ここからは、私たちが開発の提案時に必ず盛り込んでいる「構成の型」と、商談で「この会社に頼みたい」と言わせるためのヒアリング術を公開します。
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