夜になるとかゆくなる理由、これだった
夜になると、頭がかゆくなる。
日中はなんともなかったのに。
シャワーのときに服を脱ぐと、ウエストや胸まわりが急にかゆくなる。
「さっきまで平気だったのに、なんで?」
そう思いながらなんとなくやり過ごしていたけれど、もしかして小さなストレスが積み重なってるのかもしれない。
少しだけちゃんと考えてみた。
仮説
夜にかゆくなるのは、「気のせい」ではなく
体や肌の状態が変わっているのでは?
検証してみたこと
調べていくと、いくつか共通する変化があった。
① 夜は、肌が弱くなる時間帯だった
人の体は、時間によって状態が変わる。
夜になると
• 肌の水分が逃げやすくなる
• 外からの刺激を防ぐ力(バリア機能)が少し下がる
つまり
同じ刺激でも、夜のほうが影響を受けやすい状態になっている。
ここにはホルモンが関係していた。
「コルチゾール」という炎症を抑えるホルモンがある。朝に多く分泌されて、夜になると朝の半分以下に減る。
つまり夜は、体の「炎症を抑える力」が自然と弱くなっている時間帯。
日中は気にならなかった小さな刺激が、
夜になるとかゆみとして感じやすくなるのは
このホルモンのリズムのせいでもあった。
② かゆみを感じやすくなる仕組みがあった
夜は
• かゆみを感じやすくなる物質が増えやすい
• 炎症を抑える力は少し弱まる
だから
「ちょっとの違和感」がかゆみに変わりやすい。
③ 服を脱ぐ瞬間に刺激が一気に出る
ここが今回いちばん腑に落ちたところ。
日中は
• 服で守られている
• 触れている刺激が一定
でも脱ぐ瞬間に
• 摩擦
• 温度差
• 解放による血流変化
が一気に起きる。
そしてもうひとつ理由があった。
肌が乾燥すると、
外からの刺激を防ぐバリア機能が下がるだけじゃなく、かゆみを伝える神経線維が表皮の中にどんどん伸びてくる。
「ちょっとした摩擦」でもかゆみとして感じやすい状態になっていく。
「服を脱ぐ」という動作は思っている以上に肌への刺激がある。
一日の終わりに肌のアンテナが増えているとき、
その刺激がかゆみとして出てきやすい。
さらに
無意識に我慢していた刺激が「安心した瞬間」に一気に出てくることもあるらしい。
④ ストレスと神経の関係
外にいるときや日中は意外と体が緊張している。
夜、ほっとした瞬間に神経がゆるんで
感じていなかった違和感を拾い始める。
わかったこと
夜にかゆくなるのは、肌が弱くなったことによりかゆみを感じやすくなったからでもあり、
一日分の疲れが最後にあふれて出てきているからでもあった。
じゃあ、どうする?
夜のかゆみを減らすためにできることがある。
それは、肌への刺激を減らしておくこと。
かゆみの引き金になるのは、摩擦。
一日中肌に触れ続けている服の素材が
柔らかく、摩擦の少ないものであれば
脱ぐ瞬間のかゆみも、ずっと出にくくなる。
代表的な素材としてやはりおすすめは
綿(コットン)
なかでも、目が細かく滑らかに織られたものは繊維の先端が肌に引っかかりにくく、一日中着ていても刺激が積み重なりにくい。
シルク
摩擦係数が自然素材の中で最も低い。
動くたびの摩擦が少なく、肌が疲れにくい。
なお、化学繊維や毛混の素材は機械的なかゆみを起こしやすいと言われている。
夜にかゆくなるのは、
「突然悪くなった」わけじゃなかった。
一日の中で
少しずつ積み重なっていたものが
最後に、ちゃんと出てきているだけだった。
だから最近は
夜にかゆくなったとき
「まただ」と思うのではなくて
「今日はちょっと頑張ってたのかも」
と思うようにしている。
そして、できるだけ一日の終わりに
やさしいものを選ぶようにしている。
肌に触れる時間がいちばん長いのは、
着ている服。
スキンケアより先に服を見直すことが
夜のかゆみへの、静かな近道かもしれない。
PureGraceでは、
敏感肌のために素材から選んだ服を扱っている。
コットンとシルク、自然素材だけを。
よかったら、覗いてみてください。
