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住宅ローンの「なんとなく不安」が消える!現役FPがライフプラン表の作り方を徹底解説

「住宅ローン、本当に返していけるのかな…」

「金利が上がったらヤバいかも…」

住宅ローンが不安な気持ちは、誰もが通る道です。

そして多くの場合、住宅ローンそのものよりも、少し先のお金に不安を感じているのではないでしょうか。

今の家計なら、この金額でも返していけそう。
そう思っていても、5年後、10年後まで考えると急に不安になる。

働き方が変わったら?
子どもの教育費が増えたら?
思わぬ出費が重なったら?

住宅ローンの悩みは、ここが難しいところです。

この記事ではそんな不安な気持ちを和らげるのに役立つ、ライフプラン表について解説していきます。

・いつ
・どれくらい
・何にお金が必要になるか

ライフプラン表を作れば、将来のお金がイメージできるようになります。
「なんとなく怖い」を「理解して備える」に変えることで、住宅ローンへの不安を乗り越えていきましょう。

※私のnoteでは有料記事は予定していません。
全て最後まで無料で読めますが、一部広告が表示されることがあります。


ライフプラン表とは?

ライフプラン表とは、これからの人生で起こる出来事と、それにかかるお金を一覧にした表のことです。

たとえば、

  • 結婚

  • 出産

  • 子どもの進学

  • 車の買い替え

  • 住宅購入

  • 家の修繕

  • 老後

こうしたライフイベントを並べながら、その時期に必要になりそうなお金を整理していきます。

住宅ローンを考えるとき大切なのは、借りられる金額ではなく、無理なく返しながら暮らしていける金額かどうか。

その判断を助けてくれるのが、ライフプラン表です。


ライフプラン表を作る3つのメリット

住宅ローンを借りる前にライフプラン表を作るメリットは大きく3つ。

  • いつ、どれくらい、何にお金が必要か見えてくる

  • 「なんとなく不安」から「理解して備える」へ

  • 人生を楽しく過ごす未来予想図が作れる

いつ・どれくらい・何にお金が必要かが見えてくる

住宅ローンが不安になる理由のひとつは、将来の支出がぼんやりしていることです。

例えば、子どもの進学や車の買い替え、家の修繕費など。

大きなお金が必要になることはなんとなく理解していても、具体的な金額やタイミングまではわからない。だから漠然と不安な気持ちになる。

ライフプラン表を作ると、こうした将来の支出を時系列で整理できます。

「何歳のときに」
「どんなイベントがあって」
「どれくらいお金がかかりそうか」

一覧で見られるようにすることで、頭の中だけで考えていたときよりも、ずっと現実的に判断できるようになります。

「なんとなく不安」が「理解して備える」に変わる

将来のお金が見える化すれば、必要なタイミングから逆算して準備することができるようになります。

「10年後の高校受験までに100万円」
「15年後に屋根などの修繕200万円」
「30年後の老後資金2,000万円」

住宅ローンを返しながら必要なお金を準備できるか、数字を見ながら整理していきます。

もちろん、将来を100%正確に予測することはできません。

でも、見えていない状態と、ある程度見えている状態では、安心感がまったく違います。

人生を楽しく過ごす未来予想図が作れる

ライフプラン表というと「家計を見直すために作る」イメージを持つ人が多いかもしれませんが、本来の目的は少し違います。

ライフプラン表を作る真の目的は、「理想的な人生の未来予想図」を考えて、人生を100%楽しむところにあります。

たとえば、

  • マイホームを買っても、年に1回は旅行を楽しみたい

  • 子どもが希望する習いごとは何でも通わせてあげたい

  • ゆとりのある老後を過ごしたい

こうした希望を、お金の面から整理していくのがライフプラン表です。

住宅ローンを考えるときも、「返せるか」だけでなく「楽しく暮らせるか」という視点を持つことが大切です。


ライフプラン表には何を入れればいい?

いざ作ろうと思っても、「何を書けばいいの?」と迷う人は多いはずです。

まずは次の項目をざっくり整理できれば十分です。

基本的に入れておきたい項目

  • 家族構成

  • 現在の年齢

  • 毎月の収入

  • 毎月の支出

  • ボーナス

  • 貯蓄額

  • 住宅ローンの予定額

  • 子どもの進学予定

  • 保険料

  • 車関連費

  • 修繕費

  • 退職金の見込み

  • 老後の生活費

最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは「今わかる範囲で入れてみる」ことが大切です。

ライフプラン表は、一度作って終わりではなく、あとから何度でも見直せます。だからこそ、最初の一歩は軽く考えて大丈夫です。


ライフプラン表の作りかた①FPへ依頼する

ライフプラン表は自分で作ることも可能ですが、失敗せず効率的に作りたいならFPへ依頼するのがおすすめです。

何よりいいのが、予約さえしてしまえばあとは勝手に進んでいくところ。
質問に答えていくだけでいいので、難しいことがありません。

さらに、自分で作る場合との大きな違いは、第三者の視点が入ることです。

住宅購入で気持ちが舞い上がっている時に、冷静な目線で作成をサポートしてくれるので、現実的なプランを作ることができます。

FP(ファイナンシャルプランナー)とは
ライフプランや家計管理など、幅広いお金の知識を持った専門家。
お金のホームドクターとも呼ばれ、相談者の悩みを理解し解決します。

FPに依頼する時の流れ

FPに依頼する流れはシンプルです。

基本的には『住宅ローンを考えるうえで、ライフプラン表を作りたい』と伝えるだけでOK。

  • 家族構成

  • 収入

  • 支出

  • 貯蓄

  • 加入保険

  • 住宅ローンの希望額

  • 教育方針

  • 老後のイメージ

などを共有しながら、将来のお金の流れを整理していきます。

自分で作る場合と比べて手間が少なく、わからないことをその場で確認しやすいのは大きなメリットです。


失敗しないFP相談の選びかた

FP相談は大きく無料と有料に分かれ、有料の場合はライフプラン表の作成は2万円程度が相場となっています。

基本的に有料のFPだから優れているというようなことはなく、無料のFPと大きな差はありません。

ただし有料にしても無料にしても、担当者の当たり外れがあります。

私はこれまでに自身の勉強もかねて30社以上のFP相談サービスを体験してきました。その中で強く感じたのが、良いFPに出会えるかどうかで満足度が大きく変わるということです。

サービスによっては紹介されるFPが完全にランダムなものもあり、あまりおすすめできないものもあるので注意が必要です。(私は『FPガチャ』と呼んでいます)

無料のFP相談サービスについては以下の記事で詳しく解説しています。

次に、実際に私が試して良かったサービスを2つ紹介します。

①マネーコーチ

参照:マネーコーチ公式サイト

いろいろ試してきた中で、ライフプラン表の作成を前提に相談しやすいと感じたのがマネーコーチです。

マネーコーチの良いところは、担当者の質が比較的安定していること。
いわゆる「誰が来るかわからない」というFPガチャ感がなく、全て自社のFPが対応している点に安心感があります。

ライフプラン表の作成は、2回以上の面談が必要なケースも多い中で、マネーコーチでは基本的に1回1時間の面談で完成するのも嬉しいポイント。

さらに、オンライン相談でカメラオフで相談できるのは非常に珍しく、ライブ配信を見るくらいの感覚で利用できるのもおすすめ。

「顔出しはちょっと面倒」
「お金の相談は恥ずかしい」
「子どもの様子が気になる」

FP相談に抵抗がある人でも利用しやすく、小さなお子さんがいる家庭にも、比較的ハードルは低いと思います。

マネーコーチは時期によって土日の予約が埋まりやすいこともあるため、日程は早めに確認しておくと安心です。申込フォーム入力後、相談できる日程が表示されるのでまずは空き状況をチェックしてみてください。

公式サイト:https://m-coach.jp/

②保険チャンネル

参照:保険チャンネル公式サイト

リクルートが運営する保険チャンネルでは、FPを指定して相談することができます。

プロフィールを見て選ぶことができるので、FPガチャ感はありません。

また、マネーコーチと違い対面相談ができるFPも多くいるので、オンラインに抵抗がある人は保険チャンネルがおすすめです。

ただし、登録しているFPの数は約1,000人!この中には保険のセールスマンが紛れていることもあり、FP選びを慎重に行う必要があります。


FPにライフプラン表の作成を依頼する際のコツ

①相談の目的を明確に伝える
FP相談では「お金」という広いテーマがゆえに、つい話が脱線してしまうこともよくあります。

はじめに「住宅ローンを考えるにあたって(〇〇が不安なので)、ライフプラン表の作成をしてほしい」と目的をしっかり伝えることで、話の脱線を防ぐことができます。

②家計の状況を正確に伝える
情報が正しく、詳しいほどライフプラン表の精度は高まります。
FP目線で、最低限チェックしておいてほしい項目を並べますので参考にしてみてください。

  • 毎月の収入

  • 毎月の支払(できれば内訳まで)

  • ボーナス

  • 税金

  • 年払いの保険料など

  • 年間のレジャー費

  • 会社の福利厚生

  • 退職金の見込み

  • 現在の資産状況

  • 加入している保険

FP相談は準備不足のまま相談に臨むと、何となくモヤモヤしたまま終わってしまうケースが少なくありません。

少し大変かもしれませんが、これから数千万円のお金を借りるのです。

これくらいの準備はしてもいいのではないでしょうか。

ライフプラン表の作りかた②自分で作成する

FPに相談するのはちょっとハードルが高いという人は、自分で作ることも可能です。

自分で作るといっても、ゼロからExcelで作る必要はありません。
今は無料で使えるツールが充実しているので賢く活用しましょう。

今回は、使いやすさと実用性のバランスを考えて、次の3つを紹介します。

おすすめのテンプレート3選

・(簡易)三菱UFJ信託銀行のシミュレーション
・(バランス)マネパスHandy
・(上級者)日本FP協会のワークシート

①(簡易)三菱UFJ信託銀行のライフプランシミュレーション

参照:三菱UFJ信託銀行

「とにかく一度やってみたい」という人に向いているのが、三菱UFJ信託銀行のライフプランシミュレーションです。

このツールの強みは、細かい数字を全部入れなくても、まず全体像をつかみやすいことです。

10個程度の質問に答えるだけで、ライフプラン表が作れる手軽さの一方で、各家庭の事情を反映させるには限界があり、計算結果はあくまで参考値。

そのため、三菱UFJ信託銀行のツールは、まずはライフプラン表がどんなものか体験してみたい人向け。正確なものを作れるわけではない点には注意が必要です。

②(バランス)マネパスHandy

参照:マネパスHandy

バランスの良さでおすすめなのが、マネパスHandyです。

マネパスHandyは、プロも使うシミュレーションツールの個人版。
登録が必要なものの、無料で利用できます。

  • 住宅ローン

  • 子どもの進学

  • ライフイベント

  • 働き方の変化

細かい条件まで反映しながら、収入や支出金額を調整してライフプラン表を作ることができます。

「入力のしやすさ」と「現実に近づけやすさ」のバランスが良いので、個人的には1番おすすめです。

一方で入力の自由度が高いため、ある程度の知識がないと正確なライフプラン表が作れない点は要注意ポイント。

③(上級者)日本FP協会のワークシート

参照:日本FP協会

しっかり自分で考えながら作りたい人に向いているのが、日本FP協会のワークシートです。

  • 家計の収支確認表

  • 家計のバランスシート

  • ライフイベント表

  • 家計のキャッシュフロー表

これらのシートが、PDF版とExcel版の両方で公開されています。

日本FP協会のワークシートは、自分の家計を順番に棚卸ししながら、かなり丁寧に作りたい人向けです。

逆に言うと、「家計やお金の知識にあまり自信がない」人が作るには、少し難しすぎる印象を受けました。


テンプレートを使ったライフプラン表の作りかた

マネパスHandyを使ったライフプラン表の作り方は、今後別の記事で詳しく解説していく予定です。

ライフプラン表を自分で作る場合の3つの注意点

・収支を甘く見積もりすぎない
・自分で気づかない抜けもれに注意
・作って終わりにしない

給料は少しずつ上がる(だろう)

支出は今とそんなに変わらない(だろう)

収支を甘く見積もってしまうと、長い期間では大きなズレが生じる可能性があります。

また、物価上昇率や想定していない意外な支出(子どもへの仕送り、親の介護費)などにも気を付けましょう。

そして一番重要なのが作って終わりにしないこと。

ライフプラン表は作って終わりではなく、改善点を見つけたり、将来に向けて具体的な準備をすることで効果を発揮します。


住宅ローンが不安なら、まずはライフプラン表を作ってみよう

住宅ローンの不安をなくす方法は、気合いで覚悟を決めることではありません。

大切なのは、
これから先のお金の流れをできるだけ具体的に見ること。

ライフプラン表を作れば、

  • いつ

  • どれくらい

  • 何に

お金が必要になるのかが見えてきます。

すると、「なんとなく不安だった住宅ローン」が、
「ここに気を付ければ大丈夫そう」
「この金額なら少し見直したほうがよさそう」
と、判断できるように変わっていきます。

まずは無料ツールを使って、自分でざっくり作ってみる。
それでも不安が残るなら、FPと一緒に整理する。

この順番で考えれば、住宅ローンへの向き合い方はかなり変わるはずです。

住宅ローンは、借りることがゴールではありません。
その先の暮らしを、安心して楽しめることがいちばん大切です。

住宅ローンを「借りられる額」で決めるのではなく、「その先も安心して暮らせる額」で考えるために、まずはライフプラン表を作るところから始めてみてください。

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