うれしい書き置き
2週間ぶりに事務所に行くと、フェルトペンで文字の書かれたA4の紙が、パソコンの横にペランと置いてあった。
「サクライさん、いや、サクライ様」
という書き出しで、先日、私がその人の担当する講義のために作った資料(というか、ただ物理的にまとめただけなんだけどね)のお礼がしたためられ、
「なかなかお会いする機会がないので……」という結びの最後に、当人の似顔絵と「ありがとう!」がある。
ああ、こういうのを描ける人っていいなーと思った。文字もイラストにマッチしているし、何より人柄が滲み出ている。
きちんと丁寧なお手紙だったら堅すぎるし恐縮してしまう。たぶん私が書くとそうなる。イラストも描けないし文字もフツーすぎるし、自分で見ていやになりそうだ。
いただいた「書き置き」は単純に嬉しかった。もちろん今までだって「この間は◯◯をありがとう」と、後で会った時に言ってくれる人はいたけれど……。
久しぶりにもらった「おてがみ」があまりに嬉しくて、丁寧に折りたたんで持って帰って来た。額にいれて飾りはしませんけどね。
