「促音が書けない」ディスレクシアの息子に試した“逆転発想”支援──小さい「っ」が入るまでの1年
■ どうしても抜けてしまう「促音」
「がっこう」が「がこう」になる。
「やった」が「やた」になる。
小学校1年生の頃から、息子は文章中の“促音”がなかなか定着しませんでした。
口では言えても、書くと抜ける。
練習した直後は書けても、しばらく経つとまた抜ける。
たとえば、手拍子を使った練習もしました。
「がっこう」のリズムで、促音の位置だけ手を叩かず「〇✕〇〇」というリズムで表現し、どこに小さな「っ」が入るかを体で感じる方法です。
手拍子をしながら声に出すと、ちゃんと促音を意識できます。
書き取りの場面でも、時間をかけて丁寧に書けば入れられる。
でも――文章を自然に書いていると、やっぱり抜けるのです。
これを何度も何度も繰り返しました。
■ 医師のひと言で変わった支援の考え方
あるとき、医師からこう説明を受けました。
「発達性ディスレクシアの特性として、促音が抜けやすいのは珍しくありません」
この言葉を聞いたとき、私の中で支援の方針が大きく変わりました。
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