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秋田出身の私が東京で見つけた「故郷の食」の力|発酵食品と腸と心の話

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この記事に立ち寄って下さり
ありがとうございます。

OLとして働きながらホリスティックヘルスコーチとしても活動している
さくらです。

今日は、「故郷の食」の力を記事にしてお伝えします。
読了目安:無料部分 約4分 / 全編 約11分です。

朝は白湯、仕事帰りには時々ワイン🍷
完璧じゃない80%ルールで生きているOLです。

東京に出てきて、いちばん最初に恋しくなったのは味噌汁でした。

朝、出勤前に飲む、ちょっと濃いめの秋田みそのお汁。
大根と油揚げが入っていて、湯気がふわっと立つあれ。

コンビニで似たようなものを買っても、なんか違う。
お店の味噌汁も悪くないけど、なんか違う。

あの「違い」の正体が、20年以上かけてようやくわかりました。

今日はOLの私が、みなさんの心にあるふるさとを想いださせ代弁するような記事を書きたいと思います。



◾️ 食卓にいつも並んでいたもの

田舎の風景。実家を建て替えた今も、山も緑もこの目に焼き付いています。

秋田では、おばあちゃんのことを「ばっちゃ」と呼びます。

(東北のほうでは今も使う人が多いのですが、
東京で言うと大抵「え?」という顔をされます。笑)

うちのばっちゃは、朝いちばんに台所に立つ人でした。
うちは両親ともに働いていたため、朝の仕込みは痴呆症になるまでは
ばっちゃの活躍の場だったんです。

ばっちゃは数え91歳で亡くなりましたが孫の私にたくさんの愛を行動を伴って与えてくれた人でした。
今でも心にいます。
母の味もあるのですが、私の幼少期の食の記憶はばっちゃとともにあり。

味噌汁の湯気。
食卓の隅に置かれた、ばっちゃが漬けた「いぶりがっこ」。
夏になると、大きなタッパーいっぱいの自家製の漬物。
冬には、必ずきりたんぽ鍋にしょっつるトッピング。

秋田は、日本でも有数の「発酵食品の宝庫」です。

秋田県は米作りが盛んで古くから麹を使用してきたこと、
降雪量が多く雪に閉ざされる期間が長いことなどから、味噌・醤油・日本酒・納豆・漬物など多様な発酵食文化が発達してきました。

でも子どもの頃のわたしには、
それが「特別なこと」だという意識はゼロでした。

ただの、当たり前の食卓。
それだけ。

今になって、思うんです。
あの食卓が、わたしの腸を育ててくれていたんだと。

◾️「腸内フローラ」という言葉を知った日

うーん。なんで・・・。昔みたいにうまくいかないんだよね。
体調も回復しない。なんとなく調子悪いし。


東京に出てきて20年以上。
体の変化を感じ始めたのは、40代に入った頃でした。
若い時は大丈夫だったんですよ・・・。ほんと何も考えていなかった。

でもお年頃になって

なんとなく胃が重い。
お腹の調子が不安定。
肌がくすんでいる。

「更年期かな」と、ぼんやり思っていました。

ホリスティックヘルスコーチの勉強を始めたとき
「腸内フローラ」という言葉に出会います。
そして「マインドフルイーティング」という考え方。

腸内フローラとは、腸の中に住む100兆個以上の細菌の集まりのこと。
その多様性が免疫・ホルモン・気分・肌まで影響しているとされています。
マインドフルイーティングは言葉通りで、五感で食べること。
田舎の食事がそうだったんだなぁと思います。
マインドフルイーティング(Mindful Eating)とは、食べる“その瞬間”に意識を向け、五感と身体のサインを丁寧に感じながら食事をする方法。
「何を食べるか」よりも「どう食べるか」を整えることで、過食・早食い・ストレス食いを自然に減らし、心身の調和を取り戻すアプローチ

そして気づいてしまいました。

秋田の食卓には、腸内フローラを整える食べ物が、
当たり前のように並んでいたんだと。
そして当たり前のようにマインドフルイーティングができていたんだと。

◾️ スタンフォードが証明した「発酵食品の力」


ここで、研究データをひとつ。

2021年、スタンフォード大学医学部のSonnenburg博士らのチームが、
医学誌「Cell」に発表した臨床試験があります。

36名の健康な成人を、発酵食品を多く摂るグループと
食物繊維を多く摂るグループに分け、10週間追跡しました。

結果、発酵食品グループでは腸内細菌の多様性が増加し、
炎症の指標が低下したのです。

研究を主導したSonnenburg博士は、シンプルな食事の変化で腸内細菌を再構成できることを示した初めての例のひとつだと述べています。
またGardner博士は、腸内細菌をターゲットにした食事が免疫状態を
変化させ、健康な成人の炎症を抑える有望な方法だと語っています。

(出典:Wastyk et al., Cell, 2021 / DOI: 10.1016/j.cell.2021.06.019

炎症の低下。

これ、更年期世代の女性には見逃せないキーワードです。

更年期以降、体内の慢性的な炎症は増えやすくなります。
不調・肌荒れ・気分の波
その根っこに「炎症」があることも多い。

つまりばっちゃの食卓は、そのまま「予防医学の実践」だったわけです。

◾️ わたしが「東京の食卓」で失っていたもの


プラステッィク容器に入ったお惣菜はなんだか心から食べたい気持ちにならない時ありませんか?
愛という栄養を求めているのかな、、って思っちゃいます。

東京での食生活を、正直に書きます。

朝はパンだけ。
昼はコンビニ弁当かカップ麺。
夜は外食か、スーパーの惣菜。

若いころはそんな手軽な食事がカッコいいとさえ思っていました。(苦笑)

発酵食品?
……意識して食べたことなんて、ほとんどありませんでした。

味噌汁は週に2〜3回作れたらいいほう。
漬物なんて、いつから食べていないだろう。

腸内細菌は多様性が失われると、免疫の低下・ホルモンバランスの乱れ・気分の波が起きやすくなると指摘されています。

40代でわたしの体が「なんとなく不調」を繰り返していた原因の一つは

故郷の食卓を、失っていたことにあった。

そう気づいたとき、愕然として泣きそうになりました。

◾️ 腸と心はつながっている

もうひとつ、大切な話を。

自分と繋がるのと一緒だね。腸と脳も繋がっている。GUTS FEELINGってそうゆうことみたい。

腸脳相関」という言葉をご存知ですか。

腸と脳は、迷走神経を通じて双方向に信号を送り合っています。
腸の状態が悪いと、気分が落ち込みやすい。
ストレスを感じると、腸の調子が崩れる。

(腸脳相関=腸と脳が神経・ホルモンを通じて互いに影響し合う関係のことです)

働く40〜50代の女性が抱えやすい
「原因のわからないモヤモヤ」
「なんとなく憂うつ」
——その根っこに、腸の状態が関係していることも少なくありません。

秋田の食卓で毎日発酵食品を食べていたあの頃、
心がのびのびしていたのは、
子どもだったからだけじゃなかったのかもしれない。

腸が豊かだったから、心も安定していた。

◾️ ここから先は、うちの食卓に座っていただく感覚で


ばっちゃの手仕事。大好きだったよ。手間暇は愛情。買った方が安い。プライスレス。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。

ここから先は、300円という「ばっちゃの食卓に座る」座席代を払ってくださった方に、もう少し奥の話をさせてください。

わたしが実際に東京の台所で再現している、
秋田の発酵食品の全リストと、その理由。
そして、東京で「故郷の腸」を取り戻すための具体的な実践方法を。

コンビニやスーパーで買えるもので十分です。
完璧な食事改革は、しなくていい。

でも、ちゃんと効く方法があります。

秋田の田舎の夏の空気を、少しだけおすそ分けさせてください。
ここまでの内容でこの記事が、あなたの体に何かを思い出させたなら、
味噌汁一杯分の気持ちでチップを贈っていただけたら嬉しいです🌾

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