Foumula1 2025年 第9戦 スペイン(バルセロナ)予選回顧
◆スペイン(カタロニア・サーキット)コース図

◆予選
▼Q1

最近のQ1では割と当たり前になってきたが、トップから20番手まで1秒以内である。カットラインまで0.6秒弱となっている。非常に熾烈な争いだ。
サインツと角田がQ1落ちしてしまった。
サインツは、スペインで過去10戦でポイントを逃した事がなかったくらい、このサーキットを得意としていた。2回目のアタックでタイム更新したが届かなかった。Q1落ちではポイント獲得は非常に難しくなってしまった。
角田は、感触が良くマシンセットアップも良かったが、カットラインから0.2秒以上も差を付けられている。
残り、8分47秒の時点でピアストリがトップタイムを叩き出す。
トラックエボリューションが見込まれる中だったが、その後のドライバーは、これを抜けずにQ1が終わる。
ちょっとしたアクシデントもあった。
残り3分弱のところで、コラピントがピットレーンで止まってしまい立往生した。これにより、他のドライバーがピットレーンでコラピントを追い越してコースに入っていった。
▼Q2

フェルスタッペンが残り10分を過ぎたところで、1'12.358 を記録。
およそ30秒後に、ノリス、アロンソ、ルクレール、ハミルトン、ピアストリとタイムを出していく。残り7'30秒くらいで、全車のファーストアタックが終わる。
最後のアタックでQ2通過を決めたのはハジャーだった。
ウィリアムズは、このサーキットが苦手そうだ。0.030秒差でQ3進出を逃がしてしまった。
ザウバーがテールエンダーではなくなったかもしれない。
ヒュルケンベルグは、0.051秒届かずにQ1落ちしてしまったが、ボルトレートは10位に入った。そのボルトレートは、Q2でもカットラインから0.1秒ちょいと惜しくもQ3を逃してしまった。
▼Q3

上位陣の1回目のアタックが終わった後に、アロンソがタイムを出しにいく。この時点で、5番手の1'12.284 をマークし、歓声が上がる。
ハジャーと上位陣は、アロンソがタイムを出した直後にコースイン。
ルクレールは、1回目のアタックで終了の模様。
2回目のアタックはノリスからタイムを出していくが、順位が目まぐるしく変わった。ポールはピアストリ。0.209秒は、今シーズン2位との差が最も大きい。
◆チーム別QF

▼マクラーレン
今回のスペインからウィング規制が強化された。
だが、マクラーレンは以前よりテストをしていたようで、その影響は無かった。3つともピアストリの方がタイムが良く、ポールに相応しい内容だった。
▼フェラーリ
3つとも0.1秒以内の差で、ハミルトンとルクレールの差が無いように見える。テストが行われるくらいのサーキットでのこの結果であれば、ハミルトンはフェラーリに適用しつつあると思う。
次戦のカナダでの予選結果を楽しみにしたい。Q3でルクレールが2回目のアタックをしなかった。というのもあるかと思うが。
▼メルセデス
やっぱり、アントネッリは優秀だ。ラッセルとの差は、0.3秒以内で納めている。ラッセルは、Q3でフェルスタッペンと同タイムだったが、後から出したため4番手となった。この2人は去年のカナダと合わせて2回目だと思う。
◆Top4のIdeal Lap(アイディアルラップ)

アイディアルラップを並べてみても、ピアストリがトップだった。
ラッセルがフェルスタッペンより0.027秒良いタイムであるが、1stアタックが後半寄り。2ndアタックが前半寄りのたいむであったためである。
◆Top4の1stアタック・2ndアタック

1stアタックと2ndアタックを比較すると、上記のラッセルの話しが分かりやすくなる。
第3セクターで0.037秒2ndアタックの方がタイムが悪くなっている。
ノリスは2ndアタックで全然まとめられてないのが分かる。
その一方で、フェルスタッペンは0.473秒もゲインしており、きっちりと修正してきている。それでもマクラーレンには届かなかった。
