見出し画像

血圧を下げたい40代へ|3か月試して分かった「続く方法」と「続かない方法」

以前の記事で、健康診断の血圧について「高めですね」と言われ、思った以上に動揺した話を書きました。

あのときは、

「病院だから緊張しただけだろう」
「昨日、少し酒を飲んだからだ」
「まだ40代だし、たまたまに違いない」

と、何とか自分を納得させようとしていました。

でも、家に帰ってからも、健康診断で見た数字が頭から離れなかったんですよね。

痛いところはない。
仕事も普通にできる。
食欲もある。
自分では、それほど不健康な生活をしているつもりもない。

それなのに、「血圧が高め」と言われただけで、急に自分が健康な側から
外れ始めたような気がしました。

今回は、その後、私が3か月間、本気で血圧と向き合ってみた記録です。

最初に言っておきます。

劇的な成功物語ではありません。

生活を完璧に変えられたわけでもありませんし、毎日欠かさず努力できた
わけでもないです。

むしろ、

  • 最初だけ張り切りすぎた

  • 急に薄味にして食事が嫌になった

  • 一万歩を目標にして三日で疲れた

  • 酒を完全にやめようとして反動が来た

  • 血圧を測ること自体が面倒になった

  • 数字が高いと落ち込み、測るのを避けた

という失敗のほうが多かった気がします。

それでも3か月続けてみたことで、

「頑張れば続くこと」と「頑張るから続かないこと」

の違いが、少し分かってきました。

この記事は、医師や専門家が書く血圧改善の解説ではありません。

健康診断で動揺した中年会社員が、仕事や家族との生活を続けながら、
できる範囲で試してみた個人的な体験談です。

血圧や体調が気になる方は、この記事だけで判断せず、医師や医療機関に
相談してください。

そのうえで、

「同じような中年男が、実際に何をやって、何に失敗したのか」

という一つの例として読んでもらえたらと思います。

なぜ、今度は本気でやろうと思ったのか

健康診断の結果を受け取った直後は、まだ少し強がっていました。

「この年になれば、多少は高くなるだろう」

そんなふうに思っていたんです。

ところが、家で血圧計を買い、何日か測ってみると、思っていたような
安心できる数字ばかりではありませんでした。

もちろん、測る時間や体調によって数字は変わります。

低めの日もあれば、高めの日もありました。

ただ、自分に都合のいい日だけを見て、

「ほら、やっぱり大丈夫だった」

とは言い切れなくなりました。

さらに追い打ちをかけたのが、同年代の知人の話です。

久しぶりに会った知人が、

「俺も最初は健康診断で少し高いと言われただけだった」

と話していました。

その一言を聞いた瞬間、急に怖くなったんですよね。

私はこれまで、健康について何か指摘されても、

「もう少し悪くなってから考えよう」

と先送りしてきました。

体重が増えても、

「まだ服は着られる」

肝臓の数値を注意されても、

「酒を飲む人は、みんなこんなものだ」

運動不足を自覚しても、

「仕事で疲れているんだから仕方ない」

と理由をつけていました。

でも、血圧については、なぜか今までより強く引っかかりました。

自覚症状がないまま進むかもしれないこと。

そして、何か起きてから後悔しても遅いかもしれないこと。

その二つを考えたとき、

「とりあえず3か月だけ、本気でやってみよう」

と思ったんです。

一生続けると考えると重い。

でも、3か月なら試せるかもしれない。

そう考えて始めました。

3か月間で取り組んだこと

最初に決めたのは、次のようなことでした。

  • 朝と夜に血圧を測る

  • ラーメンや麺類のスープを残す

  • お酒を減らす

  • 毎日一万歩歩く

  • 体重を記録する

  • 夜更かしを減らす

  • 揚げ物やコンビニ食を控える

  • 休日も体を動かす

今見ると、かなり欲張っています。

健康診断で少し注意された中年男性が、急に健康意識の高い人間へ
変身しようとしたわけです。

結果から言うと、ほとんど続きませんでした。

初日はやる気満々でした。

朝起きて血圧を測り、体重計に乗り、数字をノートに書く。

昼休みには遠回りして歩く。

ラーメンを食べても、スープを残す。

夜はビールを飲まず、早めに布団へ入る。

「やればできるじゃないか」

と思いました。

問題は、その数日後です。

朝寝坊した。
会議が長引いた。
仕事でイライラした。
同僚に飲みに誘われた。
帰宅が遅くなった。

一つ予定が崩れると、全部どうでもよくなるんですよね。

「今日は飲んだから測らなくていいか」

となり、

「昨日測らなかったから、今日もいいか」

となり、

気づけば血圧計の上に郵便物が積まれていました。

最初にやって失敗したこと

最初の一か月は、とにかく失敗の連続でした。

いきなり味の薄い食事にした

血圧といえば塩分だろうと思い、家で出された料理に調味料をかけるのを
急にやめました。

みそ汁も薄め。
漬物も食べない。
ラーメンのスープも飲まない。
しょうゆもなるべく使わない。

最初は健康のためだと我慢できました。

でも、食事が全然楽しくないんですよね。

仕事で疲れて帰ってきて、味の薄い夕食を食べる。

正直、何のために働いているのか分からなくなりました。

その反動で、週末に濃い味のものを一気に食べてしまいました。

平日に我慢した分、ラーメン、唐揚げ、チャーハンをまとめて食べる。

これでは何をしているのか分かりません。

毎日一万歩を目指した

スマホの歩数計を見ながら、毎日一万歩を目標にしました。

初日は達成。

二日目も達成。

三日目になると、仕事が終わった時点で7000歩でした。

そこから無理に遠回りして歩き、一万歩にしました。

家に帰る頃には疲れ果てていました。

翌日は雨。

一万歩に届かず、急にやる気がなくなりました。

毎日一万歩という目標が、「歩けたら気持ちいい」ではなく
「達成できなければ失敗」という義務に変わってしまったんです。

お酒を完全にやめようとした

健康診断の直後は怖かったので、

「もう酒は飲まない」

と宣言しました。

三日間は我慢できました。

四日目、仕事で嫌なことがありました。

帰宅途中にコンビニへ寄り、

「今日くらいはいいだろう」

と缶ビールを買いました。

一本だけのつもりが、二本飲みました。

そして、

「禁酒に失敗した」

と落ち込みました。

今思えば、三日間飲まなかっただけでも以前より減っているのですが、
当時はゼロか百かで考えていたんですよね。

一度飲んだら全部失敗。

だから、その翌日も飲んでしまう。

そんな状態でした。

血圧を測りすぎた

数字が気になり、朝と夜だけでなく、帰宅直後や入浴後など、何度も
測ることがありました。

少し高いと測り直す。

もう一度測っても高いと、さらに測る。

低い数字が出るまで続けたくなる。

血圧を確認するためではなく、安心できる数字を探すために測っていたん
です。

これがかなり疲れました。

数字を見るたびに一喜一憂し、高い日は一日中気分が重い。

そのうち、測ること自体が怖くなりました。

それでも3か月続けて、何が残ったのか

最初の一か月は失敗だらけでした。

しかし、二か月目からやり方を変えました。

「全部やる」のではなく、

「これなら仕事が忙しくても何とかできる」

というものだけを残すことにしたんです。

ここから先では、

  • 1か月目、2か月目、3か月目に実際に何を変えたのか

  • なぜ続かなかったのか

  • 私の場合、数字が落ち着いた時期に何をしていたのか

  • サラリーマン生活の中で続けやすかった工夫

  • 逆に、お金と時間をかけたのに残らなかったこと

  • 3か月後の正直な状態

を、失敗も含めて詳しく書いていきます。

派手な方法はありません。

「これをすれば必ず下がる」という話でもありません。

ただ、健康診断で動揺した普通の中年男性が、無理な挑戦をやめ、
日常生活の中で何を残したのか。

同じように血圧が気になり始めた方にとって、一つでも参考になるものが
あればと思います。


ここから先は

8,394字

¥ 500

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

いつも記事や活動を応援してくださり、本当にありがとうございます! チップは創作活動の大きな励みになります。 今後も皆さんに喜んでもらえるものを頑張って作っていきます♪ ご支援よろしくお願いします!