ラ・パロマ:誰も知らない映画ついて
1990年代はミニシアターが沢山ありまして、
マイナーな映画が上映されており、
それを見に行くのが自分のブームになっていました。
ダニエル・シュミット監督の「ラ・パロマ」、
六本木のシネ・ヴィヴァンというミニシアターで
見た記憶があります。
自分にとってのベスト映画でした。
かなり衝撃を受けてこの監督の映画を見続けました。
映画のストーリーは歌姫と変わった青年の恋愛もの、
のはずなのです、通俗的と言えるような物語の枠組みです。
でも、何もかもが異様で非現実的な世界が展開されています。
カットがロング過ぎて眠くなるし
(変性意識に入るとも言えます。)
登場人物の行動の意味も分からず、
まあ、一見してムード映画、雰囲気映画ではあるのです。
最近動画を見つけたので30年ぶりぐらいに見ました、
もしかしてこれは「能」と同じコンセプトでは?
と気がつきました。
現実VS夢、ヴィジョン、異界
肉体VSエーテル体、意識
現実と夢のせめぎ合い、それがこの作品のテーマだったのかと
今頃になって理解できたように思えます。
現実とフィクション(エーテル体)は同格に存在する。
そんな監督のメッセージを勝手に受け取りました。
最後まで耐えて(笑)頑張って見ると
ちゃんとオチがあって納得できる作品です。

ダニエル・シュミット監督のホロスコープです。スイス生まれ。
水エレメントがないです。
耽美的ではありますが、乾いたユーモアが特徴の作風です。
水瓶座の金星、双子座の木星がそのあたりを表しています。
ヒライアカルライジングはアンタレス、セッティングはエル・ナト
太陽パランはアルケス、ムルジム、アルクトゥルス、
金星にシリウス、アルゴル、アル・リシャがパランになっています。
水星にヴェガとファーシーズもあります、夢と耽美を感じるパランでした。
