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🇦🇺図書館での「啜(すす)る音」で気づいた文化の違い|知っておきたい海外での鼻のマナー

オーストラリアの図書館で体験した、思わず赤面する文化の違い。日本では当たり前の「鼻をすする」という行為が、なぜ現地では大問題になったのでしょうか?知っておくべきマナーの違いと対処法を、実体験を交えて解説します。

図書館での「気まずい経験」から学んだこと

静寂に包まれた図書館。周りには真剣に勉強する学生たち。その中で私は、何気なく鼻を啜(すす)ってしまいました。

すると、周囲にいた数人が一斉に私の方を見たのです。その視線に「なぜ?」と戸惑いを感じた私。しかし、これには理由があったのです。

オーストラリアでは「啜(すす)る」より「かむ」が正解

後日、この出来事を現地の友人に話すと、「そりゃそうだよ。鼻を啜(すす)ることは、とても失礼な行為だからね」と教えてくれました。

オーストラリアでは、鼻を啜(すす)るより、ティッシュできちんとかむことがマナーとされているのです。驚くことに、ティッシュではなくて、クシャクシャのハンカチが登場することさえあります。

実体験:ランチでの興味深い光景

ある日、現地の友人とランチを共にしていた時のこと。私がまだ食事の途中だったにも関わらず、友人は何の躊躇もなくティッシュを取り出して鼻をかみました。

日本では食事中に鼻をかむことは避けるべき行為とされています。でもオーストラリアではむしろ「啜(すす)る」ことの方が周りの人に不快感を与えるとされているのです。

なぜこのような違いがあるの?|文化的背景を探る

この文化の違いについて気になり、帰国後に調べてみると、とても興味深い研究結果が見つかりました。

歴史的な背景

実は、この習慣の違いには深い歴史的な背景があるそうです。

「19世紀のヴィクトリア朝時代、ヨーロッパでは公衆衛生の概念が大きく変化しました。特に体液の処理に関する新しいエチケットが確立され、それは現代の西洋社会における基本的な衛生観念の形成に大きな影響を与えています」

メアリー・ダグラス著「Purity and Danger: An Analysis of Concepts of Pollution and Taboo」(1966)

つまり、私が体験した文化の違いは、200年以上も前から形作られてきた習慣だったんですね。

医学的な理由も

研究では、興味深い指摘もされています:

「鼻腔内の分泌物を適切に排出することは、上気道感染症の症状緩和に効果的である可能性があります。ただし、強い力でかむことは避けるべきです」

Dr. J.O. Hendley, University of Virginia School of Medicine の研究報告(Archives of Internal Medicine, 2000)  

日本との違い

一方で、私たち日本人の感覚には異なる理由があることも分かってきました:

「東アジアの食事文化においては、体液に関する行為は食事の場から切り離されるべきという強い文化的規範が存在します。これは単なるマナーではなく、清浄と穢れの概念に深く根ざしたものです」

出典不明

つまり、どちらが正しいということではなく、その国の長い歴史や文化の中で培われてきた価値観の違いだったのです。

海外旅行や留学で知っておくべきマナーの違い

このような文化の違いは、鼻水の処理に限りません。日常生活の様々な場面で見られます:

  • 箸の使い方と食事のマナー

  • 食事中の会話の量

  • くしゃみやせきのエチケット

  • ハンカチやティッシュの使用方法

  • 公共の場でのふるまい方

まとめ:異文化理解の大切さ

この経験から学んだことは、「当たり前」は国や文化によって全く異なるということ。自分の中の当たり前は時に壁のようにはだかります。

しかし、これらの違いを知り、理解することは、グローバル社会を生きる私たちにとって重要なスキルとなっています。文化の違いには、それぞれに深い理由や背景があることが分かりました。

最後に

みなさんも海外で似たような経験はありませんか?コメント欄で体験談をシェアしてください。あなたの経験が、これから海外に行く誰かの役に立つかもしれません。

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