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☆【小説】「龍と空色の歌」第33話【創作大賞2025応募】033 〜GWSP

割引あり

 第三十三話 一九八九年十一月
                        ──助走 リタ・スタンパ

 監視兵は同級生だった。
 その上官と並んで二人の軍人はリタを睨みつけている──

 瞳の奥には嘲りと憐れみが混じっている。
 規律で、壁を越え脱走をする者は取り締まらないといけない。
 警告をして、それに従わない場合には射殺しても構わない。それが決まり、命令だ。
 監視兵はこう思っているのだろう「この国のシステムに逆らうから、こうなるんだ」と。

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3,350字

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