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☆【小説】「龍と空色の歌」第24話【創作大賞2025応募】024 〜春スペシャル

割引あり

 第二十四話 一九八九年十月
       ──盲信と決意 リタ・スタンパ

 翌日、学校の授業中に不思議な夢のことを考えた。
 そして、いろいろな思いが湧いてきた。

 リタの身長が十メートルくらいなら、きっと一跨ぎなんだろう
 この地球で人間の大きさはなんで二メートル足らずなんだろう。

 物理学の先生が言っていた。
 この大宇宙で地球が生まれ、地球の重力をはじめとした環境に合った生物が進化した。

 人間もそのうちの一員だと──

 でも、大きな動物もいる。
 象はどうだ。キリンはどうだ。
 人間はどうしてこの大きさなのだ。とリタは物理学の先生に質問した。
「私は生物学専門では無いのでわからない」と言われた。生物にも重力が働いているんじゃなかったのか。

 リタは納得ができなかった。先生は何でも知っているのではないのか。

 お祈りの時間が終わった後も聞いてみた。
「おお、よきことに気づいたね。きっと特殊な事情があるのだ、人にはわからない、神に創り出されたものとしての事情が」と言われた。

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523字

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