近未来建築感満載 ザハ・ハディド設計のウィーン経済・経営大学図書館+学習センターのはなし
建築界のノーベル賞とも言われているプリツカ―賞を受賞しているザハ・ハディッドですが、斬新で奇抜で未来的なデザインから実現できないことも多く、【アンビルトの女王】と呼ばれていたそうです。
日本でも新国立競技場のコンペでザハ案に一度は決まり、巨額な建設費などその他いろんな理由から白紙撤回になったこともあって日本でも多くの人がその名を知っているかと思います。
ザハが他界したというニュースを聞いたときは偉大な建築家の早すぎる死に衝撃を受けたのを覚えています。
ザハの作品は残念ながら日本では見ることはできませんでしたが、学生時代の研修で訪れたウィーンでザハ・ハディッド アーキテクツ設計の建物の見ることができました。
本日はザハ・ハディッド アーキテクツ設計のウィーン経済・経営大学 図書館+学習センターのはなしです。
Wirtschaftsuniversität Wien

ウィーンにあるウィーン経済・経営大学は有名建築家の作品が立ち並ぶ【近代建築の宝庫】と言われています。その中の図書館+学習センターがザハ・ハディッド アーキテクツ設計の建物です。
Universitätsbibliothek der Wirtschaftsuniversität Wien

このダイナミックな外観から水平垂直を感じさせない流れるようなラインにザハ建築の魅力を感じます。ずっと見ていると、建築が動きを止めることなく流れ続けているような感覚になり飲み込まれそう。
コンクリートとガラスで構成されていて、曲線ですが決して自由奔放でなく計算されて作り出されているような、洗練され、整頓されたラインにロボ感、未来感、宇宙船のようなそんな近未来的なイメージが浮かびます。


そしてこの黒いボリュームがキャンチレバーになっているのですが実際に近くで見ると本当にすごい。重力を感じさせない宇宙船のような建築に圧倒してしまいます。


内観は白が基調となっていて、トップライトから自然光が降り注ぎ館内はとても明るい開放的な空間となっていました。
こんなところで勉強できる学生ってなんて贅沢なんだろう。


様々な流れるようなラインによって建築に動きが出ています。
直角の部分はほとんど見当たらず、アールで緩やかに導線をつくり、照明や什器も建築に溶け込みディティールまでのこだわりを感じますね。


学生時代は女性建築家によって作り出されるこのダイナミックで、異次元的な発想にはかなり憧れていました。内観を見た時は子どものように胸が高なったのを覚えています。もっとザハの建築を見に行きたい。
さくさくらでした。
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