『予算が厳しい』と言われたフリーランスが絶対にやるべき返し方
あなたも経験したことはありませんか?
独立して何百件か取引してきて、今なら断言できます。
値下げ交渉をしてくる人は、値段以外でも必ず削りに来ます。
納期。修正回数。範囲外の依頼。休日の連絡。支払いのタイミング。
値下げ交渉は、最初のシグナルです。
「この人、どこまで無理が効くかな」という探りです。そして一度でも下げると、他の部分も試されます。
考えてみると、そういう人は営業マン時代から見てきました。
執拗に値引きの話をしてくる人は、買った後もずっと何かを交渉してきます。逆に、その後の関係も安定している人は常識の範囲の交渉で終わります。
この差は、偶然じゃありません。
値下げ交渉は、相手との関係の性質を最初に見せる行動です。対等な取引をしたい人は、交渉ではなく確認をします。「この金額で何ができますか」と聞きます。
値下げしてほしい人は、自分の予算に合わせてあなたを調整しようとしている人です。最初からあなたの労力を軽く見ています。
何度かこういう場面がある中で、だんだんとこう返すようになりました。
「ご予算に合わせた対応は可能ですが、その場合は範囲を調整する形になります」
この一言で、相手がどちらのタイプか分かります。
納得する人は、範囲の調整を受け入れます。対等な取引をする人です。
納得しない人は、「安くしてほしいだけ」という本音が出てきます。この時点で取引を降ります。
値下げ交渉してくる人と取引すると、長期的には必ず損をします。売上が立ったように見えても、時間を奪われます。そして、精神を削られるからです。
それだけではなく、その仕事を受けていたせいで本来受けるべき良い仕事を逃します。こういう見えない損失は、なかなか気が付かないものです。
値下げ交渉する人1人を受けるコストは、あなたが思っているより大きい。
その都度、頭を悩ますのも違います。
取引をやめた方がいい判断基準
判断基準は明確です。それは『対策として取引をしないこと』です。
これは冷たい話に聞こえますが、全員を相手にしようとする方がむしろ冷たい結果になります。あなたが消耗して潰れれば、今の取引先も失います。
取引する相手を選ぶことは、あなた自身を守るだけじゃなく、今支えてくれている人たちを守ることでもあります。
値下げ交渉してくる人に時間を使うな。その時間を、対等に取引してくれる人に使った方がいい。
これが、長く続けていける条件です。
こういう場面は、毎回その場で考えるほど消耗します。
値下げを言われたときに、価格の話だけで受け止めてしまう。
急ぎ対応を頼まれたときに、つい「大丈夫です」と返してしまう。
範囲外の依頼を、関係を壊したくなくて飲んでしまう。
問題は、断り方を知らないことではありません。
その瞬間に、自分の基準を守る言葉が出てこないことです。
HEDGEHOGでは、こうした場面への返し方を116パターン以上収録しています。
単なる言い換え集ではなく、相手との関係を壊さずに、自分の条件を守るための防御DBです。
その場でゼロから考えずに済むように、先に返す言葉を持っておきたい方はこちらにまとめています。
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