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追加タスクもついでに

「ついでにこれもお願いできますか」

このついでって言葉、言う側は軽いんですけど、受ける側からすると案外やっかいです。小さいお願いに見えるし、今の流れでそのままやれそうだからその場では断りにくい。

しかも、優しい人ほどここで止まりません。これくらいなら、の一回を通してしまう。

でも、一度通ったものは前例になります。
「前もやってくれたので、今回もいけるはず」すると、
善意でやった「ついで」が、標準装備みたいな雰囲気を出し始めます。

怖いのは、作業が一個増えることじゃありません。
仕事の範囲が、気づかないうちに広がっていくことです。

こう返します。

「対応は可能です。ただ、今回のご依頼は当初の範囲外となりますので、追加作業として整理させてください。内容を確認のうえ、お見積りを更新してご案内いたします。」

なぜこう返すのか。

「ちょっとだけ」は、境界線を曖昧にする言葉です。一度受けると、次からも「前回もついでにやってくれたのに」という比較が生まれます。

問題は作業量ではなく、スコープの崩壊です。追加タスクを断ることではなく、追加として整理することが重要です。「別件として見積もります」と返すだけで、スコープの境界が維持できます。

これは社内でも同じで、「ちょっとこれも」を受け続けると、業務範囲が際限なく広がります。

感情で受けると、消耗するだけになりやすいです。優しい人は、これがキツイし負担になる。でも設計で返すと、追加依頼の扱われ方ごと変わります。

こうした場面への返し方を、現在100パターン以上収録しているのがHEDGEHOGです。読者の方からいただいた場面をもとに、随時追加しています。


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