見出し画像

【万博公園】河森正治展で拾った“知らなかった万博”

吹田にあるEXPO’70の方の万博公園に、河森正治展に行ってきた。
今年の万博でシグネチャーパビリオンを手がけているご本人の展示だけど、本番のほうには結局入れなかった私としては、ここで少し“救われた”気持ちになった。
2025年の展示を55年前のEXPO’70パビリオンで見るという贅沢な体験ができそう、と。

お馴染みの太陽の塔
後ろ姿は猫背
いざ、昔のパビリオンの中へ!

河森正治 創作展 ~万博・合体・変形・未来~(@EXPO’70パビリオン/万博記念公園)

特によかったのは、パビリオンで流れていた映像がちゃんと見られたこと。
あの世界観が、混雑も時間制限もなく、静かな空間でじっくり体験できるという贅沢。
床が揺れたりするでもなく、モニターを見つめるだけなんだけど、こんな感じだったんだなと想像するのも楽しい。


そして、建屋の内部構造が模型(ジオラマ?)として展示されていたのも胸が熱くなるポイントだった。
こんなふうに組まれていたのか、と。
実際には見られなかった場所の奥行きや、仕掛けがひとつひとつ可視化されていて、ようやく “全体像” に触れられた感があった。



そして今回、いちばんびっくりしたのが太陽の塔の昔の姿。
あれ、階段(みたいな構造物)でぐるっと囲まれていたんだね。
そんなの初耳すぎて「え、全体像見えへんやん…?」と素で声が出た。
あのアイコニックなフォルムが、長い歴史の中でいろいろな“見られ方”をしてきたんだと思うと、それだけでなんだかロマンがある。

これを見た河森少年が2025年にシグネチャーパビリオンのプロデューサーになるって、壮大なロマン。

屋根からにょきり
遠目からみてみる

展示全体を通じて、“合体・変形”“いのち”“進化と変容” みたいなキーワードが一貫していて、過去(1970) ↔ 現在/未来(2025)をつなぐ構成。

EXPO’70パビリオンのガラスに貼られていた、当時のスタッフさんの写真もよかった。
コンパニオンさん的な方たちが、3パターンのユニフォームを着て写っているのだけど、これがまあオシャレ。

建物の外から見えた
反射して見えにくいけれど、とてもおしゃれ
昭和レトロなかんじがかわいい

色味も形も、今見ても普通に可愛いし、むしろ現代のデザインとして通じるくらい洗練されていた。
“未来を見せる仕事の服って、昭和レトロって、こういう品の良さがあるんだよな…” って、しみじみ。

帰りに太陽の塔を見上げたら、ちょうど光の角度が合ったのか、
目からビーム出してるみたいになってて笑ってしまった。

ビーム!


未来を象徴する存在が、最後にまさかのエンタメを仕込んでくるとは思わなんだ。
今度は太陽の塔の内部を見てみたいな。

見たかった未来と未来のタネ(55年前の万博)に、やっと間接的に触れられたような時間だった。

いいなと思ったら応援しよう!

はな 気に入っていただけたら、そっと応援してもらえると嬉しいです。 いただいたチップは、これからの発信の力にさせてもらいますえ(うっすら京都風味)。