販売員まで届かぬオーナーの思い
ここは神戸市中央区にある北野NOSTAです。
この廊下のカメラが向かっていない方向にパン屋さんがあります。
ホームページによるとすごい受賞歴のオーナーのお店のようです。
本店は中部地方の◯◯県にあって、各地に出店されています。
神戸にはパン好きというかパンマニアが多いです。
だから半端なお店は長く続きません。
ここは北野町観光のために来られた方のために、大型バスの駐車場があるので外国からの観光客も多いです。三日前に行った時は、ある特定の国の観光客のバスもいました。
ということで、ここは固定的な常連客よりも一見さんが多いのかな?
ということで、少々粗雑なパンを売っても、廃店になることはないかも。
ホームページを見て、オーナーの経歴からどんなパンだろう?と思ったのよね。それで、伴侶と買いに行きました。
いつもは神戸阪急百貨店の◯・◯◯◯に行くのですが、好奇心に負けてね。
店内に入ると、たくさんのパンが並んでいました。
そして、いかにも観光客ズレした表情と態度の店員が上から見下ろしていました。なぜか店員の床が高くなっています。
伴侶が『なんか(店員が)感じ悪いね』と言い、私もそう感じました。
とはいえ、パンへの好奇心からバゲット1本、クロワッサン1個、白い生地のチーズパン1個を買いました。いつも買うのは最小限。
いつもの◯・◯◯◯では、バゲットは温かいので紙袋に入れてくれて、保存袋は別に添えてくれます。
ここでは、バゲットを保存袋に入れて口を針金入りの紙リボンで閉じました。私はこの店のオーナーの経歴から、冷めているからいきなり保存袋に入れたんだと解釈したんです。
帰宅して、すぐにクロワッサンと白生地のチーズパンを食べました。
まず、クロワッサン。
伴侶と分けるために、真ん中でちぎりました。
なんと、少しも粘ることなく、パサっとあっさり二つに別れたんです。
あれっ? なんか変?
口に入れると、バターを節約してる感じがしました。
ダメだね。もう買えないね。それが二人の印象でした。
神戸の客を舐めてると感じさせるのに十分なクロワッサンでした。
それから、白い生地のチーズパン。
なんか塩からいね!
たしかにこの【塩】はマズクない、けど、味が濃過ぎます。
筋肉労働の後に良さそうな塩加減でした。
汗をかいて疲れた観光客の健康を、案じているのかもしれませんね。
バゲットは明朝に食べるのでストック。
でね、寝る前に、保存袋に入れられたことを思い出したのよ。
すぐに確かめると、蒸発した水滴でバゲットはふわっとなっていました。
新聞紙をカチカチに丸めて霧吹きで水をかけたような柔らかさ。
大慌てで保存袋から出して、乾燥するように放置しました。
でも、一度湿ったバゲットはもはや棒(バゲット)じゃない。
がっかりしたのよね。
翌朝、加熱して食べました。
でもねえ、小麦粉の味を楽しめない。
小麦粉の風味を感じないのです。飛んでます。
胃袋の中から、がっかりしました。
真ん中が萎んだ妙な形のバゲットだったけど、このお店はこんなバゲットなんだろうと納得していたんです。
失敗作だったの? 焼き損じを『どうせ観光客相手だから』と、たかをくくって店頭に並べたの?
なんか不信感の塊になってしまったんです。
大好きなパンで、こんなに悲しい思いになるなんて。
久しぶり。
本店は遥か遠方だから、神戸市にまで目が及ばないのでしょうね。
職人さんアルアルで、マネージメントできていないのかもね。
利益が出そうだから出店してみました。
受賞経験ありと書いておけば一見の観光客は買って行き、文句があっても届かないという感じなんでしょうか。
Googleマップで星1個(−20ポイント)にすべきかもしれないけれど、わざわざ評価するにもあたらない。
