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私が幸せになるまでの階段 高校一年生編 #3「新しい友達」

高校一年生生
#3「新しい友達」

高校のLINEグループに入って数日が経った頃。

一件のLINEが届いた。

トップ画は後ろ姿。

ホーム画面はお祭りの写真。

毎日のようにいろんな子から追加されていた私は、
特に気にすることもなく返信をした。

相手は隣の市に住む男の子。

名前は、太紀(だいき)君。

最初は何気ない会話だった。

「どこ中やったん?」

「高校までどれくらいかかる?」

そんな話をしているうちに、
気付けば会話が弾んでいた。

それまでも何人かとLINEをしていたけれど、

だいきとは少し違った。

たまに電話がかかってきたり、

何気ないことで笑い合えたり。

自然と、一番やり取りをする相手になっていた。

だいき「やっほー!何してるん?」

突然かかってきた電話。

春「何もしてないけど……
    めっちゃ急でびっくりした(笑)」

だいき「でも出てくれたやん!
                 てか、なんて呼ぼ?」

春「ん〜、春とか?」

だいき「おっけー!
          じゃあ春!俺のことは呼び捨てで!」

初めての電話なのに、

不思議なくらい話しやすかった。

その日をきっかけに、

電話をしたり、

たわいもない話をしたり、

気付けば毎日のように連絡を取るようになっていた。

私はもともと、仲良くなってしまえば

女の子らしい性格というより、

友達とふざけたり、

大口を開けて笑ったりするタイプ。

恋愛感情がなければ、

男の子とも普通に友達として話せる性格だった。

だから、だいきとも「気が合う友達」

そんな感覚だった。

隣の市とはいえ、

自転車で三十分ほどの距離。

「今から遊ばん?」

そう誘われることも何度かあった。

少し迷った。

でも、一つだけ引っかかることがあった。

だいきには、

二年付き合っている彼女がいた。

「チャラい人なのかな……。」

そんな印象も少しあって、

私は何度も誘いをやんわり断っていた。

「入学してから、みんなで遊ぼ!」

そう返すたびに、

「了解(笑)」

と、だいきは笑ってくれた。

それに私は、

まだ諦められない人がいた。

入学説明会の日に見かけた、

名前も知らない、あの人。

もう一度会えたら。

そんなことばかり考えていた。

だから、

だいきにもその話をしていた。

「入学説明会で一目惚れした人がおるねん。」

「へぇ〜!
入学式で会えたらええな!」

そう言って、

だいきは一緒に笑ってくれた。

私はまだ知らなかった。

この何気ない毎日が、

思いもよらない形で、

あの日の一目惚れにつながっていることを。

── 次回、入学式前日。
   明日、やっと「あの人」に会えるかもしれない。


🌸階段の踊り場

ここまで読んでくださり、ありがとうございます🌸

中学生だった私は、恋をすることも、
誰かを好きになることも、全部が初めてでした。

だからこそ、少しの出来事で怖くなってしまって
気づけば自分から逃げてしまっていました。

高校生になった私は
そんな自分を少しだけ変えたいと思っていました。

もう逃げたくない。

はいどとの恋で後悔した分、次はちゃんと向き合いたい。

次こそ、幸せな恋をしたい。

そして恋だけじゃなく、新しく出会う友達とも
たくさん笑って過ごせる高校生活にしたい。

そんな小さな決意を胸に
高校一年生の春が始まりました🌸

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

「スキ」やコメントをいただけると、とても励みになります。

これからも『私が幸せになるまでの階段』を
あたたかく見守っていただけたら嬉しいです🌸

#恋愛小説
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#実体験
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#創作
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#私が幸せになるまでの階段

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これからも『私が幸せになるまでの階段』を
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#実体験
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#創作
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